ことばのタネをまき、育てる|人は内側から育つ⑤

人から届いたことばを、じぶんの声で響かせる。それが、ことばのタネをまくことです。声にし、聞き、思い出し、経験と重ねるたびに、ことばは内側で生まれ直し、心の働きになります。じぶんを励ましたことばを、今度は人に届ける。ことばは声となって人から人へ渡り、それぞれの内側で育つ。そのプラクティスのエッセンスは、あなたの声です。

Seed your words. (ことばのタネをまく)

やって、うまくいかないから、はじめてわかる|人は内側から育つ③

自転車は転ばないように教わったから乗れるようになるのではありません。ふらつき、転び、その結果に気づき、ほんの少し調節する。そのくりかえしが「乗れる」に変わります。プラクティスとはこのきめ細かな自己調節です。下手なじぶんをそのまま出すからこそ、差が現れ、気づきが芽吹く。前の経験が次の一回に生かされ、身についていくのです。

Failure is where awareness sprouts. (失敗が、気づきの芽吹く場)

外から人は育たない|人は内側から育つ①

人は、外から教えられたことだけで育つわけではありません。逆上がりも自転車も、じぶんでやってみて、思ったようにならず、違いに気づき、調整することで身につきます。答えも、本人の中に問いが生まれてから届く。プラクティスとは、教わったことをじぶんの中で働かせ、自己調整をくり返す時間です。人が育つのは、ここからです。

Grow from within. (内側から育つ)

記憶のサイエンスとプラクティス ② ことばをとどめるには?

記憶を定着させるには?どうしたらしっかりと定着するように覚えられるのか。だれでも経験的に知っているヒントがあります。それは「忘れやすい・定着しづらい」方法を知ることです。記憶のしくみ・手順や道筋を無視すると、忘れやすく定着しづらくなります。失敗を避ける一方で、ムリ・ムダ・ムラの多いやり方をしているじぶんに気づくこと。

Things that stay make your self.(とどまるものが、じぶん)

英語耳°獲得のプラクティス|Recursion⑦ セリフをいつも口ずさむ(Internalize)

プラクティスで声にしたセリフを、その場だけで終わらせません。歩きながら、電車を待ちながら、ふと思い出して口ずさむ。何も見ず、聞かず、自分から声にする回数を増やし、覚えていることばを自然に出てくることばへ変える。日常の中で反復し、じぶんのものにします。場面やリズムごと取り出し、考えなくても口から出ることばへ変えていきます。

記憶のサイエンスとプラクティス ① ことばを覚えるには?

記憶のサイエンス。脳科学や心理学の研究成果による有益な知見がたくさんあります。それらをもっとじぶん自身の学習に役立てるには?本を読んだだけでは何も起きません。どのようにプラクティス(実践)するのかについて、しっかりした手助けがいります。いつものように、のび太とドラえもんの対話形式に図解をまじえ、4回シリーズのお話です。

You are all you remember.(じぶんとは、思い出すことのすべて)

英語耳°獲得のプラクティス|Recursion⑥ スローにして比較する(Contrast)

気づくとはどういうことか?それは、違いを見つけること。お手本とじぶんの声、前のじぶんと今のじぶんを何度も聞き比べるから、違いや変化に気づけます。気づけない違いは、スローにして時間を広げ、小さなズレを捉える。聞き直し、比べ、書き、もう一度声にする。気づけないじぶんを助けながら、自分で気づき、直せるプラクティスを育てます。

Listen to your voice. Slow it down. (じぶんを聞き直す。じっくりと)

You’re good. [いいよ、ではない](ことばの本質は心)

雨あがりの土曜日。水たまりのできた、ぬかる山路。後ろ方から、はしゃぐ声と足音が近づいて来ます。何が起きるか、想像が浮かんだ瞬間、こんな声が聞こえてきました。Hey, you’re good.(水たまりに入らないでね)わざわざやらないでよい、という意味です。日常の会話は、すべて想像の世界です。相手を察する行為そのもの。

I’m good.(だいじょうぶ)

英語耳°獲得のプラクティス|Recursion⑤ 文字ではなく、場面を思い出す(Recall)

文字で覚えた英語には、日本語の音のしくみでつくったFAKE音が結びついています。文字に戻らず、手本で聞いた実音を思い出す。そのために、相手の表情や動き、情景を思い浮かべます。場面と意味と音を結び、手本なしで想起して、すぐ声に出す。英語耳°トレイルは、思い出すこと自体をくり返し、必要な瞬間に音を呼び起こす力を育てます。

Recall the scene. (場面を思い出す)

習慣:いちばん肝心なこと ④ 「あたりまえ」をやめる

「しようと思っていることができない」ことの裏側には「しないでいいこと」をやっているじぶん自身の姿があります。しないでいいことに、気がつかないままでいるのです。それは、何でも手に入れること、じぶんが得をしようとすることが「あたりまえの心」になっていて、それに慣れすぎているからです。気づくためのプラクティスが必要です。