じぶんで考えるヒント(マプア大学にて)

Human is nature-made.(人間は、自然がつくる)
Technology is man-made. (テクノロジーは人間がつくる)
We are made by nature.(人間もテクノロジーも自然発)

フィリピン・マプア大学工学部の学生さんに、オンラインで講演する機会がありました。

Create 「つくる」というテーマです。ものをつくるだけではありません。つくる対象は、あらゆるものごとです。

講演の最後に、ひとりの学生さんからこんな質問がありました。

Is AI a threat?(AIは脅威ですか?)

「よく、言われますね。じぶんで考えをつくってみましょう。」

心の中に生きている

人間と見分けのつかない外見をして、人間のまねをして考える機械。
それは人間ですか?ロボットですか?
では、人間の良心をもったロボットは、どうでしょう?

じつは、この話の本質は、人間かロボットかではありません。
そのことを示してくれるお話があります。

手塚治虫作『火の鳥・復活編』にでてくるロビタは、何でも人間の代わりに嫌な仕事をこなすスーパーロボットではありません。古めかしく、ぶかっこうで不器用な機械ロボット。でも、どこか人間らしさがあり、愛着を感じさせるロボットです。

AIって、こわいの?

のびた:ねえ、AIってドラえもんよりすごいの?
ド:AIは、コンピュータだから計算はすごいよ。
の:人間にとって変わっちゃうの?
ド:どうして?
の:人間よりすごいんでしょ?
ド:人間よりすごいものしかないんじゃない?
の:どういうこと?
ド:人間は鳥のように飛べないし、魚のようにも泳げない。
  馬みたいに速く走れないし。鹿みたいなカッコいい角もない。
  みんな、ちがう存在。
の:でも、AIは、人間みたいに考えるんでしょ?
ド:そういうふうに、人間がつくっているものなんだよ。