全体こそ、われらの魂|エマーソンの詩より

つながりの中に、部分の中に、微細なつぶの中に、同時にわれらの中に、全体という魂が宿る。すべては分けへだてなく結びつき、われらは永遠なる全体と一体である。見る者と見られる景色さえ一つになる。ものごとをひとつひとつ分けて見ても、そのひとつひとつが輝く部分となる。全体こそ、われらの魂。その至福に、われらはいつでもふれられる。

The whole is the soul.

実感を切り取れ!|カルペ・ディエムの真意

ギリシャの詩人・ホラティウスの詩に「カルペ・ディエム 」(Carpe Diem) ということばがあります。後のことを考えるのは最小限にして、今日を摘め、という、明快なアドバイスです。カルペ・ディエムに不可欠なことは、静かにすわることです。一日のおわりに、ひと時の静寂をもつこと。その実感の切り取りがカルペ・ディエムです。

Practice Carpe Diem with Empatheme.

水滴のじぶん |I’m the ocean.

ペルシャの詩人、ルーミーのことば「じぶん自身が水滴であり、大海である。海の一滴ではなく、一滴いっぱいの海である。」私たちはふだん「私の体、私の心、私の命、私の健康、私の幸福、私の人生」というふうに、何でもじぶんの「持ちもの」のように思うことに慣れすぎ、身心は自然の一部であり、大きな力を秘めていることを知らずにいます。

You are not a drop in the ocean. You are the entire ocean in a drop.(じぶんは海の一滴ではなく、一滴いっぱいの海である。

Abstract brain illustration in blue, green, orange, purple, and pink hues on a blue background with vertical Japanese text: '空より広く 海より深く 声のきたる路 たましいの夢'.

たましいの夢 Wider than the sky

「母は、エミリー・ディキンソンと言い、ぼくは、エーデルマンと言った。おなじものが、ちがって見えた。ちがうものが、ひとつに聞こえた。世界は、詩の声でできている。脳の中に、空よりも広く、海よりも深く、空気より透明な、たましいの、手紙。人は、声の中に生きている。いつでも。いつまでも。」

We live in voice.(声の中に生きている)

雨の呼び声[ことばは何でできていますか?] 

雨は何でできていますか?水のつぶです。水のつぶは糸のように連なります。それから、音のつぶが、糸のように連なります。ことばは?音のつぶでできています。そして、そのつながりが、広がっていきます。音がつながり、イメージがつながり、じぶんがつながり、みんながつながり、世界がつながり、宇宙がつながります。つながりが続いてきます。

You are the voice.(じぶんが声)

いそがなくたっていいんだよ

大切な「声ことば」の種をまく人は、じぶんです。ありのままの、何もないそのままの、じぶんの、ふるまい。それだけが、じぶんのみちをつくります。小さく、みじかく、ゆっくりと。やわらぐふるまいの場をおこすと、自然にゆだねるひとときが生まれます。その時、じぶんに寄り添うことばを出してみましょう。大切なのは、しっかり歩くこと。

Slow down.(いそがないで)

思い出すことは、じぶんをつくること

記憶とは、思い出して、ことばを育てること。ひと言、身体を使って声のアウトプットしてふりかえるという小さな行為です。声に出しておわりではありません。それはあなたのインナースピーチになります。インナースピーチとは脳内ですぐ再現できることば。あなたの身体に染み込み、いつも共にあることば。思い出してじぶんをつくっているのです。

Cultivate your soul.(じぶんを耕せ)

詩はじぶんを知るきっかけ (How to know yourself.)

渡邊十絲子さんは言います。「詩は、わたしがまだ知っていない「わたしの感じ方」をつくるきっかけである。」じぶんの身体を使って、じぶん自身にむけて、ことばを声でアウトプットすることによって、はじめて気づくことがあります。いえ、そのようにしないと、じぶんでは気づいていない、「気づくべき何か」が湧き上がってこないのです。

You can only realize something when you say it.

見えないけれど、あるんだよ。

金子みすず『星とたんぽぽ』。昼のお星は目には見えぬけれど、空にあります。見えないものも、ちゃんとあります。じぶんが空気になって、昼の星を、感じて、見ている。じぶんが土になって、たんぽぽの根を、感じて、見ている。じぶんが「相手の身」になる思いをすることで、見えるのです。じぶんでじぶんの鏡になると、そこに写っているのです。

Inspire imagination.

気づいていなくても、人はいつもポエジーを生きている。

昔、ラジオで初めて、地球の裏側の声を聞いた時、それは大宇宙でした。谷川俊太郎さんは、それがポエジー(詩情)だと言います。「詩には、行分けで書かれた詩作品という意味と、英語でいうポエジー、詩情、その二つの意味がある。」ポエジーはあらゆるところにあります。人は、じぶんでは気づいていなくても、いつも詩情を生きているのです。

Words connect you with others.(ことばが人をを結ぶ)