Fear of Fear (おそれる気持ちがこわい)

We fear being fearful.(恐れることを恐れている)

失敗を恐れるな、と言いますが、私たちは、実は、恐れることを恐れている、怖い気持ちになることが怖いのです。じぶんの損得で考えることを、もっとへらすと、勇気が湧いてきます。じぶんの持ち物だと思っているものも、なかったと思ってみると、物事がちがって感じられるでしょう。はじめから足し算ばかりでなく、引き算で考えてみることです。

動物のココロを持っている ② [ふりかえるから気づく]

心は身体の中に入っている、持ちもの。ふだんそう思っていますよね。でも、落ちついている時もあれば、あせっている時もあります。その時々で、ちがうココロ。こんなふうに考えてみましょう。ふだんの自分はA面の心。ふりかえるひと時、[いま] は、B面のココロ。エンパシームは、ふりかえる時間、B面の、やわらぐココロをすくいとります。

We are life.(生きる存在)

動物のココロを持っている ① [気づいていないだけ]

自閉症を持つ動物行動学者として知られるテンプル・グランディンさん。動物の感覚に似たセンスがじぶんにあることを発見して以来、動物の感覚と行動を研究してきました。日本語の自閉症は、英語では、Autism(自己内部で完結した精神状態)、spectrumと呼ばれます。動物と人間には驚くほど共通点がある、とテンプルさんは言います。

I am different, not less. (劣っているのではなく、人とちがうセンスをもっている)

身をもった体験は心を養う

アメリカでは、いたるところに生えているウルシ科の植物、ポイズンオークとポイズンアイビー。葉にも茎にふれるだけで、ウルシオルと呼ばれる樹液がついてものすごいかぶれを起こします。でも、毒が身体中に染みる機会は心の修養にもなります。身体とふるまいをふりかえり、静かに待つこと、じぶんひとりではないことを、身を以もって学びます。

Pain is companion for life.(痛みは生涯の友)

Hey Jude 🎵

Hey Jude! おなじように歌える、つまりフレーズをそっくりまねられると、おなじセリフや歌詞も聞き取れるようになります。まねる第1のツボは、曲のリズムを崩さないように「文字どおりに」歌わないことです。聞き取れない箇所は、ものまねができない箇所。ものまねができれば聞き取れるようになり、もちろん、歌えるようになります。

雨の呼び声[ことばは何でできていますか?] 

雨は何でできていますか?水のつぶです。水のつぶは糸のように連なります。それから、音のつぶが、糸のように連なります。ことばは?音のつぶでできています。そして、そのつながりが、広がっていきます。音がつながり、イメージがつながり、じぶんがつながり、みんながつながり、世界がつながり、宇宙がつながります。つながりが続いてきます。

You are the voice.(じぶんが声)

いちばん下の砂粒が言いました [つぶの不思議]

砂時計のじょうごの部分。下にいけばいくほど圧力がかかっている、と思いきや、実はそうではありません。かかる圧力はどこでも等しい、という自然世界における不思議な現象。砂粒のなせる技です。この話、何かに似ていませんか?「じぶんばかりが苦労している」と思った時、砂時計を思い出しましょう。苦労は関わる人みんなでわけあっています。

Hey, you’re not the only one.(あのさ、じぶんひとりじゃないんだけど)

じぶんを聞くふるまいが大きな力になる

脳内の情報処理は、脳梁(のうりょう)を通すことが必須です。声に出すことによって、右脳と左脳の情報の伝達を行っている脳梁を鍛えることができます。声に出すと全身を活かす効果があるのです。古来より、語り継がれてきた先人のことばがたくさんあります。気に入ったことばを声にして、それをじぶんに向けると想像や連想が浮かんできます。

Your voice matters so much.

セリフが夢をつくっている [いつでもHalloween]

ハローウィンの起源は古代ケルトの祭りです。世界中に「死んだ人が帰ってくる日」を祝う文化が継承されています。死んだ人が思い出されること。いいえ、死んだ人ではありません。もうこの世にいないはず、という縛りはないのです。生きているとは、人の心の中に出てくること。その時々で、いつも、生きていること。 夢はいつでもハローウィン。

Dreams remember you.(夢がじぶんを思い出す)