じぶんの自然リズムで生きている (呼気でわかる)

自然の世界は、自他をわけへだてず、共に、調子をあわせて生きています。人間も実は、同じように、じぶん自身のなかに、同調するしくみを備えています。これを「自己同調」と言います。脳のリズムと身体の活動状態の関係(体温・睡眠・覚醒)も、話している人の単音・単語・フレーズも、また、まばたきやその他の身体の動きも同調しています。

We live in synchrony.(調和して生きている)

共業(ぐうごう)[すべてのいのちは共に生きている]

共業(ぐうごう)ということばがあります。業は行為です。地球上のすべてが存在するという行為をおこなっている。世界はお互いが関係しあい、成り立っています。私たちはじぶんがいて、それが生きていると考えますね。でも実は、環境とやりとりして生きているという現象があるから、いのちなのです。いのちは「共に生きている」ということです。

We all live together.(みな、共に生きている)

「生きている」ことより大事なことはない。

「いのちがあるから、生きている」と思っていますよね。実は、いのちがあるから生きているのではなくて、生きているから、そのことを「いのち」と呼ぶのです。生きるとは、じぶんも含めた、周囲の環境全体のこと。いのちは、生きているじぶん。ふれあいをつくる、じかんをつくる。そうやってcreativeであることで、いのちになるのです!

Life is a Verb.(生きるとは、ひとつの動詞)

いのちの肉声に残されたメッセージ(Thank you, Sean. )

ショーンさんのことば(音声付き)から。「人生はポーカーに似てる。配られた手持ちのカードでプレイするしかない。手がいいから勝てるわけでもない。実際、強い人はいい手をもっているわけではない。人生はなんて不公平なんだろう、などと考え出したら、気が狂いそうになるけど、本当はそうじゃない。いま生きていることがすばらしいんだ。」

Everyday is a bonus.(毎日生きていることがボーナス)

いのちは時間

時間が感じられるとは、いのちを感じとることです。それは、カレンダーに印刷されたものでもなく、時計の針が動くことでもありません。時間は、スマホの時間表示のことではなく、身体の内側から感じられる、躍動感、パルスです。じぶんの感覚でわかる、数えられるような時間をもちたいですね。エンパシームはそのプラクティスのためにあります。

Give of your time.(じかんを捧げよ)

未知の世界をのぞく

珪藻(けいそう)は、コンブとおなじように、藻(も)なのですが、水に溶けているガラス分をとりこんで殻をつくります。地球上の1/4の酸素を算出していると言われます。太陽の光でガラスの殻をつくる生き物。川原から拾ってきた石の裏側から、地球全体の何億年まえとつながる想像の世界。その世界を顕微鏡でのぞいてみることができます。

It’s wondrous.(ふしぎはたのしい)

いのちのつぶを注ぐ

日野原重明さんは言います。「からっぽのうつわのなかに、いのちを注ぐこと。それが生きるということ。」時間という入れ物に、いのちをふきこめばその時間が生きてくるのです。エンパシームは、ひと息ごとの声つぶを入れる「タイムカプセル」です。「いのちのつぶを注ぐ」思いをイメージして、大切なことばを育むじかんになります。

Pour your life moments into Empatheme.

i am life [じぶんに持ちものはない]

ブッダは言いました。「じぶんのふるまいだけが唯一のもちもの。」私の記憶、私の想像、私の記録。私の家族、私の友人、私の会社。私の成果、私の幸福。私の人生。本当に、私の持ち物なの?いいえ。生きている、このいまの、ふるまいだけが、じぶんです。i am life. (じぶんはいのち)と言ってみると、新鮮な風が吹きこんできます。

My true belongings are my actions.

くりかえしは、いのちのリズム [やすらぐ]

Do it over.

「くりかえし」はいのちのリズムです。柳澤桂子さんは言います「生命が誕生してからこの方、太陽は10の11乗回昇ったり沈んだりしている。人間は地球上に10の9乗回繰り返され、独りの人間を構成している細胞は6の14乗回繰り返されている。くりかえしそのものの中に、私たちは安心感、安らぎを感じるのではないか。」