直球という変化球
習慣の「フレーム」をつくるもの。
ことばを使う回数が、そのフレームを強固にします。
こんな会話を思い浮かべてみてください。
のびた:ドラえもん、170キロの剛速球だって。
ドラえもん:あ、大リーグ野球の話ね。すごいね。
の:球が浮かび上がってくるんだって。
ド:なるほど。
の:ほんとに上がってくるの?
ド:そもそも、直球というのは、実は変化球だからね。
の:え?直球ってまっすぐ進むボールってことじゃないの?
ド:直球と呼んでいるけど、投げたボールはまっすぐ飛ばないよ。
の:どうして?まっすぐ行かず、曲がるのは変化球でしょ?
ド:うん、いちおうそういうことになっている。