対話が、じぶん。

浜田寿美男さんは、こう説きます。
「ことばとは何か?「語と文法からなるシステム」と言うと、ことばが先にあり、それを使ってやりとりするように聞こえるが、そうではない。他者との対話(ことば以前の対話)から、ことばが生まれてくるのであって、その逆ではない。対話性があるから、そのように、ことばを獲得するのである。他者との関わりこそが本質である。

自分の声を聞くという行為。しゃべる行為そのものは無意識だが、実は、相手が自分の声を聞いていることを確かめている。決して、おまけに自分にも聞こえるのではない。話すという行為は、聞くという行為と一体になっている。