Empathy reflects your soul.(共感はじぶんの心の証)
共感(Empathy)は、共に生きることです。
ふるまいが、じぶんの心を明らかにします。
共感は、「他人の気持ちを理解すること」ではありません。
相手の心にじぶんをあわせることです。
それは、おなじふるまいをすること、
心の働きを共にすることです。
・相手の見ようとする景色を、共に見る。
・相手の聞こうとする音色を、共に聴く。
・相手の歩もうとする道を、共に歩く。
おなじふるまいのカタチと場をつくることで、素直な心をあわせることができます。
Empathy mirrors self. (共感がじぶんをうつす鏡)
「他者の心をわかろうとする」ことから始まるのではありません。
なぜなら、「相手を理解する」という目的意識や前提があると、気づかぬうちに、じぶんの考えで相手の心持ちを判断しようとしてしまうからです。
そのような評価の対象をつくって、判断を下すことではないのです。
じぶん自身もおなじように心の世界に生きていることを実感して、相手に寄りそうことです。
相手の身になること。そのふるまいをすることです。
そのためには、じぶんの心によりそう必要があります。
じぶんの内面の世界を体験することが、共感の土台です。
Empathy works with your self-awareness, and vice versa.(共感は自覚によって働く。自覚は共感で働く)
Do it together.(共にせよ)
エンパシームは、「じぶんと共感する」(ふりかえり、じぶんによりそう)プラクティスの場と時をつくります。
エンパシーム(Empatheme)は、3つのコンセプトを統合・集約したしくみを表すことばです。
・Empathy:その場・その時とふれあい、「共に生きる」働きをつくる。
・Theme:じぶん・共感をテーマに、「その場・その時」のセッティング、環境をつくる。
・-eme: ふるまいを単位にして捉え、見えるように、あとで使えるようにする(-eme)
共感のふるまいは、ことばを声にすることからはじまります。
くりかえし、ふりかえり、つながりをつけていく、日々の心の手入れが共感の心をつくります。
共感は、じぶんの心、存在の証。
出典・参照:以下のエンパレットなど
Lidewij Niezink & Katherine Train The Self in Empathy: Self-Empathy
寄りそいあえるコミュニケーション(1)[向きあうばかりではない]
共感をタイトルにしたエンパレットはたくさんあります。エンパレット検索でごらんください。