Empathemian, Fremont Older Open Preserve, CA

声は、空気のつぶ。

Air affords breathing.(空気のおかげで呼吸できる)

A breath affords vocalizing.(ひと息のおかげで、ことばを声にできる)

のびた:ねぇ、ドラえもん、声は何でできているの?
ド:声は空気のつぶだよ。
の:つぶなの?
ド:そう。音は気圧の変化。その繰り返し。
の:この声はどこから出てくるの?
ド:肺から押し出されてくる。空気の気流。
の:気流なの?
ド:横隔膜を押し上げると上昇気流ができる。
の:ふーん。
ド:のどは狭い管。声の門がある。気流がそこを通りぬけると 両脇のヒダが振動するんだ。
の:それが声なの?
ド:まだ声の素だね。ブーという細かい振動音。
の:声の素?
ド:声帯っていうんだ。1秒間に何百回も震える。(*注1)
の:まばたきよりも速いの?
ド:何十倍も速い。声帯からのどの奥、口、鼻。 いろいろな共鳴をさせて「声のことば」になる。
の:なんだか自分のものじゃないみたいだね。
ド:無意識にやっているんだよ、のびちゃんも。
の:で、ことばはどこにあるの?肺?脳ミソ?
ド:どっちにもないよ。
の:じゃ、どこにあるの?
ド:その都度つくられる。からだのふるまい。声のふるえ、空気の響き。それが波のように。
の:なんだか、みんなが働いているみたいだね。
ド:全身運動だよ。話している時も、じぶんの声をじぶんで聞いている。
の:すごいね。ぼくがやってるのか。
ド:みんなのおかげ。空気のつぶもね。
の:声さん、空気さん、ありがとう。

We all work together.(みんなが共に働いている)

My voice represents all.(じぶんの声は、みんなの証)


出典・参照:『英プラガイド』、「英プラ」トレイル 3 (97) Count your blessings.以下のエンパレットなど

空気つぶの海で[音って何?]

声が、心身をつくる。

じぶんの声ことばが、気づきをもたらす。

声は「ことばの姿」

声にうつるもの

声ことばが写る

Your voice is very powerful.

(*注1)「声帯」