味わう「15秒」が大切な理由(修養の意味)

脳はスポンジ。ネガティブな体験をポジティブなことよりも容易に吸収する傾向があります。 脳科学は、15秒ぐらい、よいことに浸る・味わうことで、このバイアスを克服できると言います。味わう?15秒?毎プラの意味 (1)毎日、ひとつずつ (2) my(じぶん自身の)(3)マイクロアクション(小さなふるまい)と関係があります。

Take 15 seconds to savor.(15秒かけて、味わう)

じぶんを聞くふるまいが大きな力になる

脳内の情報処理は、脳梁(のうりょう)を通すことが必須です。声に出すことによって、右脳と左脳の情報の伝達を行っている脳梁を鍛えることができます。声に出すと全身を活かす効果があるのです。古来より、語り継がれてきた先人のことばがたくさんあります。気に入ったことばを声にして、それをじぶんに向けると想像や連想が浮かんできます。

Your voice matters so much.

インナースピーチ(5)心・言語・脳・身体・環境を結ぶ

近年、言語の使用が人間の思考や記憶を形づくるという多くの実証研究がある。が、言語は行動科学や脳科学の認知研究の中心になく、その一方、言語の研究も言語の性質や構造に関するものが中心で、実際の言語使用や意識の研究とは一線を画す。その間を埋めるのは?それが内語だ。人間の無意識的な心理過程に根ざす内語を抽出して活用すること。

Inner speech seeds your thought and emotions.(インナースピーチが思考や感情を生み出す)

じぶんとは、環境も全部ひっくるめて、じぶん。

ふだん私たちは、身体は内側、環境は外側と、区別しています。でも、内と外はつながっています。空気に包まれているから、呼吸をしたり、会話したりできるのです。空気とじぶんは一体のもの。下條信輔さんはこのように言います。「環境は記憶の外部装置。他者の存在から意識は生まれる。」じぶんとは、環境も全部ひっくるめて、じぶんなのです。

I am a product of my environment.(じぶんは環境の産物)