Be accountable.

その昔、ソニーに入社した翌日、専務の田宮謙次さんから贈られたメッセージのことばです。

Be a doer.
(行動する人であれ。勇気をもて)
Be accountable
(自らのふるまいを省みよ。高潔であれ)

doer は、ドゥアーと読みます何事も「する人」でありなさい。accountableは、自分の行動について、いつでも語れるような、という意味です。最近は、日本語でも新聞などで、アカウンタビリティということばが使われるようになりました。「説明責任」と訳されています。

空気・じかん・音のつぶ

5歳の夏休みでした。その箱のふたを開くと、箱ぜんぶが機械でした。出っ張った2本の棒、小さな四角い箱、それに丸いボタンがついています。

父は、タイヤのようなものをふたつ、片方の車輪の真ん中を片方の棒に、もう片方の車輪をもう片方の棒にはめました。車輪はヒモでした。そのヒモで、四角い箱とふたつの車輪を結ばれました。ガチャリと音がして、そのヒモがくるくると回りだしました。

「なんだろう、これ?!」思わず、そう言いました。

父がレバーをガチャリとすると、キュルキュルという音がしました。もう一度ガチャリとすると、「なんだろう、これ?!」なんと、声が飛び出してきたのです。それは、ぼくの声だと思いました。

ふしぎ

そこから とびだしてきた!
みんな おとのなかに はいってる
おとのなかに、ぼくも くうきも

おとのほうが
みえるへやよりも ずっとひろい
おとなのに よくみえる

えは そのはんたいの ふしぎ
とまっていたのに みんな うごきだす

じぶんを手入れする路をこしらえる

創意工夫をして、こしらえるのが、愉快。

中学生の頃、井深大さんのこのことばに出あいました。ことばの響きだけで、いい気分になりました。

他人がやらないことに全力を注げ
The One and Only (唯一、無二であれ)

そこにこのことばが重なり、私はソニーに入社しました。いまでも「じぶんひとりでも、だれもしないことをするんだよ。」というふうに聞こえます。