心の世界は五感を結いあわす

古池や 蛙飛こむ 水のおと

『松尾芭蕉・奥の細道』について、長谷川櫂さんは、このように説きます。

  

「ふつうこの句は、古池に蛙が飛びこんで水の音がしたと解釈されるが、本当はそういう意味の句ではない。「古池や」「蛙飛こむ水のおと」の順番にできたのではなく、最初に「蛙飛こむ水のおと」ができて、あとから「古池や」をかぶせた。このうち最初にできた「蛙飛こむ水のおと」は、じっさいに聞こえた現実の音を言葉で写しとったもの。

一方、「古池」は現実の古池ではない。なぜなら、蛙が水に飛びこむ音を聞いただけで、蛙が水に飛びこむところは見ていないから。芭蕉は、蛙が飛び込む音を聞いて古池を思いうかべた。「古池」は「蛙飛こむ水のおと」が芭蕉の心に呼び起こした幻影。」

ひとりだけではない

想像してごらん。天国なんてないことを。
やってみれば、かんたんだよ。
ぼくらの下にも、地獄なんてない。
上には、広い空があるだけ。
想像してごらん。世界のみんなが今日という日を共に生きていることを。

夢を見ているだけだって君は言うかもしれないね。
でも、ぼくひとりじゃない。
いつか、君もいっしょに、
ひとつの世界を願おうよ。

ジョン・レノンの『Imagine』(イマジン)です。