色つぶに見立てた、小さな時空。

「メタファー」をご存知ですか。
作文を書くときの「比喩」表現のこと?いえいえ、メタファーは表現の工夫だけではなく、物事を知ろうとすることです。

見えないものを、見ようとすること。ふれられないものに、触れようとすること。直接感じられないものを、間接的に感じられるようにするための方法です。

何かに見立てたり、たとえたりして、見えるものに置き換えることです。知っていることを素材にして、そこから想像することです。

共感の時つぶ

蜂飼耳さんの詩『梨の音』より。

梨が樹に 実ってゆくことは
この目のなかで実るのと おなじこと

けれど この両目が
地上から きえても
梨はやっぱり実をつける

五十億年後には
地球の水分はすっかり蒸発
(太陽との距離はちぢんで)