声が思い出てくる(記憶は声に中に)
50年近く前の光景が、じぶんの内側から湧きあがってくる。はっきりとした声のセリフが聞こえる。人間は息をして生きている。その息のふるえが声になり、ことばになり、声ことばの空気をつくる。その空気は、時間も空間も超えて縦横無尽につながっている。一生に一回の出来事もすべて、声のことばで刻印がされ、自発的に「思い出てくる」のだ。
Memories are all in voice.(すべては声の中に)

みちびく –
静かに、心を落ち着ける
ちかづく –
手本に、近づける
ゆだねる –
ゆだねて、声をカタチに
くりかえす –
じぶんの声を聞く
とりだす –
ふりかえって書く
きいてみる –
じぶんにたずねる
よりそう –
人のことばによりそう
50年近く前の光景が、じぶんの内側から湧きあがってくる。はっきりとした声のセリフが聞こえる。人間は息をして生きている。その息のふるえが声になり、ことばになり、声ことばの空気をつくる。その空気は、時間も空間も超えて縦横無尽につながっている。一生に一回の出来事もすべて、声のことばで刻印がされ、自発的に「思い出てくる」のだ。
Memories are all in voice.(すべては声の中に)
道元禅師『正法眼蔵』は、四つの行いを説きます。布施(ふせ)見返りを求めない。愛語(あいご)やさしいことばをかける。利行(りぎょう)自分を忘れて人に尽くす。同時(どうじ)わけへだてをしない。愛語は今できます。人からかけてもらった、やさしいことばを思い出して下さい。そのことばを声にして発するのです。驚くほどの力があります。
愛語を思い出そう。(Be kind)
