Sow a seed.(タネをまけ)
Seedという動詞。
Seedは、「タネ」という名詞でも使われますが、「タネを蒔く」という動詞でもあります。
タネをまくことは、将来の成長のために、何か準備をすることです。
実からタネを抽出することも、seedです。
ところで、スポーツの大会などでも、シードということばはお馴染みですね。
シードとは、上位の選手同士が顔合わせしないこと。
実績から順番をつけることも「シードする」と言います。
タネをまくことと関係あるのでしょうか?
シードは、トーナメントの大会であらかじめ順番を与えられる選手のことです。
なぜ、そのように表現するのでしょうか?
強い選手やチームが、いきなり対戦するのではなく、決勝や準決勝といった、大会の最後の方で顔を合わせるように期待して、スケジュールがつくられます。
このトーナメント表の対戦ブロックに名前を書き入れる時、すばらしい試合を想像して、期待感が膨らみます。
その期待感があたかもタネを植えて、芽生えるのを待つかのように思われることから、シードと呼ばれるようになりました。
つまり、シードは期待感を表すことばです。
タネはまかれて、芽生えて成長するもの。
Seed your good deed.(声ことばのシードでよい行いをつくる)
あなたの声ことばもおなじです。
ことばにじぶんとのつながりができることで、使えることば、思考や想像になっていきます。
シードをつくるから、プラクティスになります。
ただのおしゃべりや声の録音が「シード」になるわけではありません。
プラクティスの対象としてまかれる、つまり発生するような、しくみ・環境がいるのです。
エンパシームは、シードを生み出すタイムカプセルです。
タイムカプセルとは、プラクティスする「行為」のあらわている時間のこと。
つまり、生きた時間のことです。
あなたのシードが、毎日のプラクティスの証になります。
エンパシームの中に、シードをまくことで、それが育つのです。
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出典・参照:以下のエンパレットなど