Empathemian『Como, Italy』

朝露に濡れた艶やかなオリーブの実。

オリーブの木にも、人間とおなじように寿命があります。

樹齢10年から12年で実をつけはじめ、最盛期は20年から40年。
50年を過ぎるとペースが落ち、80年を越えると衰えていきます。

植物の寿命は、四季にあわせて見られる草花から、森の中で何千年もどっしりといきている大樹までさまざまです。
4万年の寿命をもつ植物もあると言われます。

私たち、動物の世界はどうでしょうか。

高木由臣さんは、こう言います。

「寿命という生命現象に関わる法則。その中でいちばん有名なのは、なぜゾウはネズミより長生きかという疑問への答えとして引き合いにだされる「大型動物ほど寿命が長い」という法則だろう。」

・生物の時間(T)は体重(W)の4分の1乗に比例する。

・体重が10の4乗倍(10,000倍)になると寿命が、10の4乗x4分の1乗(10倍)になる。

・寿命の方程式:寿命は体重に正比例し、同時にエネルギー消費に反比例する。


ちなみに、この方程式は、おなじ種(たとえば私たち人間の世界)のなかでは、比較することはできません。
体重が10トンの動物と比較する、つまり、大局的にみると、このような法則が見出される、というのです。

体重を増やせば寿命が長くなるわけではありません。
でも、「エネルギーの浪費は、寿命を縮める」ということは、想像がつきやすいですね。

休む時間。静かにする時間が、寿命を支える一部。
そのことをもっと大切にしたいものです。

ドン・ヘンリーさんは、こんなふうに歌います。

You thought you could find happiness
Just over that green hill
You thought you would be satisfied
But you never will-
Learn to be still

You just keep on runnin’
Learn to be still
Learn to be still

あの緑の丘を越えたら
幸せをみつけられる
心が満ち足りる
なんて思っていたけれど
そんなことは、ない

ただ走り続けるんじゃなくて
静かにすること
何もしないこと
静穏をまなぶこと

Learn to be still.

静穏を身につけること

すわって、何もしない。」


出典・参照:モート・ローゼンブラム『オリーブ讃歌』、高木由臣『寿命論』

Eagles 『Learn to be still』