痛むから、じぶんを学ぶ。

マヤ・アンジェロウさんのことば。「人は他人のことばや行動は覚えていない。でもその時のことばやふるまいで、どんな気持ちになったかはは忘れない。」「自分から発せられる心のないことばは、人の心を痛める」ということが学びです。相手の身になって心の痛みを感じた時に、じぶんを学ぶということ。人は痛みによって学ぶ。心の痛みが学び。

People will remember how you made them feel.

身につけるしくみ ⑤ (表裏)無意識の縁を捉える Unlearning

技を身につけるとは、はじめは意識してやっていたことが、くりかえしによって無意識的になることです。学びは、無意識的な動きの手本をまねることから。速すぎると感じる部分を取り出して、いったんゆっくりにして意識してプラクティスすること。それがだんだん無意識的になるまでくりかえし、ふりかえること。そしてあとでことばにできること。

Learn to unlearn.(学ぶとは、学び直すこと)

「空気に包まれて、忘れていた」じぶんにあとから気づく

木々の葉をゆらす風の香り。木漏れ日で縞模様になった大地。鳥のさえずりと虫の鳴き声。そんな空気に包まれていると、じぶんを忘れているときがあります。何も考えていない、ということに気づいているのではありません。何も考えないようにしている、のでもありません。あとで、忘れていたとしか思えないような時間だったことに気づくのです。

I feel like I’m up in the air.