写す出力が学び

白川静さんは、こう語ります。
「手で書くこと。手先から脳へ打ち込む。もちろん、目で見ることは必要です。写すこと、書くことがそれ以上に必要であり、重要です。

私は若い時に日記を書いておったのですが、書くことがない時や、余白が出た時にはそこへ、詩や漢文を写して、余白を埋めていたんです。面白いことに、漢文を写しているうちに、漢文が読めるようになったんですよ。流し読みしただけでは頭に入らない漢文が、書き写すことで、文法や語法的な関係とか理解できるようになっていきました。

小さな時間の単位こそ

Small things add up.
小さなことが積みあがる。

頭に抱えこむと、積み上がるばかりでなく、複雑化してきます。デビッド・アレンさんは、こう言います。

「自分自身との約束が守れないことがストレスの原因。なぜ守れないかといえば、物事を頭に抱えこんだまま、処理する「しくみ」がないからだ。話を簡単にして、気楽にならなければいけない。脳は貯蔵庫ではない。頭を乱していることを書き出して、頭をスッキリさせること。一枚の紙とペンがあればできる。」

整理・片付け、事務処理にかかわらず、頭をクリアにすることで、大事なことを選ぶ、エネルギーを失わないようにすることがポジティブな効果を生む。これが、アレンさんのメソッド・GTD (Get Things Done)の基本思想です。

希いとドリル

「ドリル」と聞くと、何を思い浮かべますか?

電動ドリル?計算ドリル?マーチングバンドのドリル?防災・避難訓練のこともドリルと言います。
アメリカでは、トルネード(竜巻)ドリルもあります。

これらは、みな、おなじ「ドリル」です。電動ドリルは、小さな穴をあける工具ですね。
避難訓練は、火事や地震に備えて、避難する予行演習です。

共通点があります。それは、「一点集中」です。ドリルが一点に穴をあけるように、ひとつのテーマに絞り、繰り返し練習すること。
ドリルとは、一点集中の反復練習のことを言います。こんな諺があります。

雨だれ石を穿つうがつ