ポエジーを生きている

昔、おばあちゃんのラジオで地球の裏側の人の声を初めて聞いた時、それは「ぼくの大宇宙」でした。谷川俊太郎さんは、それがポエジー(詩情)だと言います。「詩には、行分けで書かれた詩作品という意味と、英語でいうポエジー、詩情、その二つの意味がある。」

ポエジーはあらゆるところにあります。
人は詩情を求める。/p>

「オーストラリアの短波放送なんかを受信すると、すごくうれしい。「オーストラリアが聞こえた!」とかね、一種の空間の隔たりみたいなものがあって、それが詩の言葉の出方と似ている。そういう宇宙の中に自分がいる。意識社会内存在としての人間と、宇宙内存在としての人間。人間は、二重に生きている。」

詩は声の力が大きい。