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The Child is father of the Man.(子は人の父なり)
「三つ子の魂百まで」ということばがあります。
小さい時に身につけた心は生涯続くもの。
私たちはみな、「こどもの心」からやってきました。
驚きと憧れに満ちた心はいくつになっても変わりません。
でも、大人になると、私たちはその心を忘れてしまいがちです。
なぜでしょう?
ウィリアム・ワズワースに詩「わが心はおどる」から。
My heart leaps up when I behold
A rainbow in the sky:
So was it when my life began;
So is it now I am a man;
So be it when I shall grow old,
Or let me die!
The Child is father of the Man;
And I could wish my days to be
Bound each to each by natural piety.
私の心は踊る
空の虹を見る時
こどもの頃もそうだった
おとなになってからもそうだ
老いてからもそうでありたい
そうでなければ死んでもよい
こどもはおとなの父なり
これからの日々がみな
自然を畏敬する心で
いつも結ばれていますように
![](https://ja.empatheme.org/wp-content/uploads/2022/11/心は踊る.001.jpeg)
Less is more.(あたりまえを減らせば、踊る心が増える)
夕焼けを見ても、星空を見ても、虹を見ても、驚かない?
「あたりまえ」になってしまっているから。
大人の心を減らせば、こどもの心が増えます。
どうやって?
そもそも、大人とこどもは対立するものではありません。
こどもの心を持ちつづけるには?
ことばにしてねがうことです。
何もせずに「三つ子の魂百まで」ということはありません。
いつも、くりかえし、ふりかえり、じぶんと結びつける心が生涯続くのです。
出典・参照:William Wordsworth『My Heart Leaps Up』、以下のエンパレットなど