The trail is calling me.(路がじぶんを呼んでいる)
没頭できるためには、ひとつだけ、大事な条件があります。
それは、日々、続けることです。
没頭は、くりかえす営みの中に生まれます。
没頭する、という動詞は、より正確に表現すると、
じぶんを含む状態が「自然に没する」のです。
くりかえすことで、考えずに身体が動くようになります。
没頭は、無意識化です。(*注1)
でも、忙しい毎日、どうしてもできない時もありますよね。
どうしたらよいでしょうか?
気持ちがつながっていれば大丈夫。
では、気持ちを持ち続けるには?
「今日もやらなきゃ。」
というように意識しすぎないことです。
「やらなきゃ」は忘れてください。
どうやって?
Follow the rhythm.(リズムにあわせて)
冒頭のことばのとおりです。
The trail is calling me.(トレイルが呼んでいる)(*注2)
路が呼んでいるから、行こうかな。
今日はひと休みするけれど、明日はいけるよ。
プラテクィスはトレイル。
あなたと共に続く路です。
トレイルがあなたを待っています。
Move with intuition.(直感に委ねて)
没頭する力 ④ Love what you practice!へつづく(明日の配信後、リンクされます)
没頭する力 ② Let it go with the flow.へもどる
出典・参照:以下のエンパレットなど
(*注1)研究分野で、The Adaptive Subconscious(適応的無意識、あるいは無意識の適応力)ということばがあります。意識することなく、脳が働く「適応力」を指します。「人間の行動の95%は無意識」と言われますが、呼吸にせよ、歩行にせよ、思考や感情さえも、ほとんどのことが、この適応的無意識の範疇にあります。くりかえす練習(ドリル練習、継続的実践、習慣化)によって、短期的にも長期的にも、変化(向上)させられる無意識を「適応的無意識」と定義することで、漠然とした無意識の範囲を定めています。こちらのエンパレットをごらんください。
(*注2)冒険家で作家のジョン・ミューア (John Muir)は、大自然のトレイルを歩くハイキングに没頭しました。”The mountains are calling me, and I must go.”ということばで知られます。
ルーティンのサイエンスとアート ① 作法がないとルーティンにはならない
Less is more (10) 上手い人は「ムリ・ムダ・ムラ」のバラツキが小さい
Festina Lente ② [ゆっくりすると無意識の力が引き出される