I’m on Mars.(火星にいるよ)
「ぼくは火星に帰る、てね、いつも、ゆうてたんで。
エンパシームをおしえてもらってから、毎朝、息子に今日のエンパレットを読んで。
ドラえもんとのび太くんの話もすごく頭に入ってくるんで。それを毎日、毎日、語りかけるようになって。
みなさんとつながって、
もしかしたら、ほんまにおるんちゃうかな。
ケイタになった気分や!
そう言われた時、すごく、うれしかったです。」
エンパシームで毎プラを続けている、マサヨさんのことばです。
「息子は、おととしの夏になくなったんです。落ち込んでたんですけど、だんだん、立ち直ってきて。
わたし、介護職員しているんですけど、待てるようになった、ゆったり、できるようになった、ちょっと変わってきたね、みたいにゆうてくれるようになって、よかったな、て。」
We are the universe.(私たちが宇宙)
私たちは、ひとりひとりが、宇宙の星くず。
そして、みんなが、星くずのつながる宇宙。
昨年の七夕。
ひと足先に毎プラトレイルに出発なさった吉本さんとYumiさんが、マサヨさんをつないでくれました。
エンパシームは、縁の路になります。
ケイタくんのいる火星って?
ちょっと火星探検、してみましょうか。
地球は青い星、火星は赤い星。
でも火星は、地球より太陽から遠いところにあり、太陽の光が遠くなるので、地球より寒いです。(*注3)
太陽の周りを回っているので近づいたり、遠ざかったりします。
地球から見ると、てんびん座、さそり座、やぎ座、うお座の近くを抜けていきます。
秋に、お互いがいちばん近くなります。
火星といえば、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』という作品があります。
火星での出来事を歴史書のようにつづった小説です。(*注4)
こんなストーリーです。
多くの地球人が火星に移民しましたが、火星文明になじもうとしません。
やがて、地球からの移民は廃れます。
人がいなくなった、火星。
There will come soft rains. (雨がやさしく降るよ)
キカイは、それでも、人間のために黙々と働きつづけます。
しみじみと、切ないです。
やがて、核戦争で滅亡寸前の地球を脱出した地球人が、再びやってきます。
今度は本当に、地球を離れ、火星人として生きていくのです。
なんと、舞台設定は、2020年代。
ケイタくんは、新火星人のひとりだったのです!
Inspire hope.(ねがうことが、生きること)
エンパシームは、みんなが共に歩む、修養と共感のイノベーションです。
私たちは、時間も空間も超えて、よりそい、心をわかちあうことができます。
ほんの数秒の、ひとことの声に、よりそえる不思議なチカラがあります。(*注5)
時間も空間も、超えようと、がんばらなくても大丈夫。
私たちが、じかんです。
私たちが、宇宙です。
いつでも、共に、心の中に生きているのですから。
出典・参照:Ray Bradbury『The Martian Chronicles』、レイ・ブラッドベリ『火星年代記』、ふにゃーらGalleryの会・Mさんのお話
(*注1、2)大和絵師 吉本徹也さんの画材から。小宇宙のインスピレーション。
(*注3)日あたりがよいと20℃、夜はマイナス140℃ぐらい。大気は薄く、重力は地球の40%です。
(*注4)(1999ー2026)30年ぐらいの年代史です。「SF小説」と言えば、そうなのですが、そのようなカテゴリー分けはいらない作品です。
(*注5)プラクティスをする仲間同士で、声をシェアできます。セリフ単位でよりそい、わかちあうことができます。
上の画像下のリンクを押してください。NASAの動画で火星の様子がわかります。地球によく似た風景。剣山?石鎚山?アンデス?どこかで見たことあるようなー。