Practice gets you better.(プラクティスで上達)
ふだんのプラクティスが精神の力。
・心を鍛えるには、何が必要?
・精神力をつけるためには、どんな練習がいる?
・しなやかな心を持つためのプラクティスとは?
私たちはふだん、「目的に対して手段を講じる」という考え方になれています。
実は、そのような図式を設定しないことがカギです。
それは、本当はとてもシンプルなことが、かえってむずかしくなってしまうからです。
何かのプラクティス(練習)をするから「心のしなやかさ」という、何か別のものが得られるのではありません。
プラクティス(実践)そのものが、そのまま「心のしなやかさ」になるのです。
目的と手段はおなじものなのです。
ひとつ、しなやかにふるまう場をつくれば、それがしなやかさになります。
あれこれ考えることではなく、まず、そのような間[ま]をつくることです。
小さなプラクティスが、しなやかであるように。
本当に、そのことをすればよい。
しなやかな心の場が、ひとつできれば、あとは、ひとつずつ、ふやし、つなげていくだけです。
しなやかな心の状態になるプラクティスは:
① ひとり、静かに、すわる
② ゆるやかにふるまう(呼吸のリズムで間をいれる)
③ 声に出して、じぶんにことばをかける
これだけです。
その場では、周囲の空気がやわらいで感じられます。
雑音が入ってこない静かさの中。
じぶんのふるまいがゆるやかです。
つまり、一瞬の間をつくる(待つ)こと。
じぶんの声の響きにふれています。
ひと息分の声ことばは、じぶん自身を手入れするタネ。
エンパシームは、その様子を捉え、ふりかえる補助をします。
こんなふうに「姿勢の鏡」が現れます。
・やわらぎ(静穏の中に、身心の力を抜いてすわる)
・ゆるやか(間をもって指を動かす)
・つらなり(呼吸のリズムで声を出す)
・くりかえし(コンスタントに続ける)
じぶんの精神力は、じぶんではわかりません。
しなやかな状態を測る方法は、ひとつだけ。
それは、じぶん自身の姿を鏡に写してみることです。
強い風が吹いてはじめてわかる。
じぶんの姿が現れるからです。
エンパシームもおなじです。
じぶんの姿に現れるものをうつしてみることができます。
毎日、数分という短い場をつくれることが、しなやかさの証です。
出典・参照:『毎プラガイド』、以下のエンパレットおよびリンク