Empathemian『英語トレイルル3 オリエンテーション』

Practice what you learn.(学んだことを練習せよ)

身につける学びとは?
それは、プラクティスです。

プラクティスとは?
身体で覚える実践、練習、習慣。

では、本当に身につけるための真髄とは?

それは、「痛み」です。
ケガや病気の痛みのことではありません。
じぶんでやってみて、失敗を受けとめることです。
「肌身で感じて」深くしっかり身につけられるのです。

たとえば、英語の学習。
いちばん大切なことは「英語を使う人」になろうとことです。
まだ十分に、話せない、聞こえない、使えないからこそ、
もう使える人になったつもりで、やってみるのです。

身をもってすること。
そのものに、なりきること。

「走らないマラソンランナー」はいません。
走るから、ランナーになります。

声に出して話さずに、英語を使える人にはなりません。
話そうとするから、話す人になれる。
話そうとするから、聞こえるようになる。

そのつもりになる、というはじめの姿勢に、
「身につける」真髄があります。

はじめ、なかなかお手本どおりにいきません。
手本とじぶんを比べると、ずいぶんちがいます。
くりかえしやってみて、ふりかえり、たしかめること。
その中で感じる、小さな失敗の痛み。

うまくできないから、よいのです。
手本とちがう、そのことに気づくからよいのです。

痛みとは、混乱したり、悩むことではありません。
身体で感じる、という意味です。

まだできないときから、そのつもりになろうとする行為には、
うまくいかないという、微かな痛みがあります。
その体感こそが、プラクティスの真髄です。

こんなことばがあります。

パテマータ、マテマータ。(注1)

Pathemata, Mathemata.(肌身で感じるから学べる)

Put skin in the game.(身をもってやれ)

英語に、Skin in the gameという表現があります。
「身をもって、肌身で、痛みを感じるように」真剣にむきあい行動することです。

「身につける ② Skin in the game」へつづく

出典・参照:「英プラ・トレイル3 オリエンテーション」、以下のエンパレットなど

「いちばん大切なこと」(動画コンテンツ)

なりきりコース トレイル2 Seed Pattern Practice (58) Act as if you have it.

「痛むから、じぶんを学ぶ。」

「知識は入手する「もの」ではない (Knowing thatをKnowing howに変えよ)」

(注1)「共感は学びの源:パテマータ、マテマータ」をご覧ください。

(注1)こちらもどうぞ「パテマータ、マテマータ II [身体で感じるから、つながる]」