
身につける学びとは?
それは、プラクティスです。
プラクティスとは、身体を使った「実践、練習、習慣」。
本当に身につけるための、真髄とは?
それは、「痛み」です。
ケガや病気の痛みのことではありません。
じぶんでやってみて、失敗を受けとめることです。
「肌身で感じて」深くしっかり身につけられるのです。
たとえば、英語の学習。
いちばん大切なことは、「英語を話す人」になることです。
話せないからこそ、話す人になったつもりで、やってみることなのです。
身をもってすること。
そのものに、なりきること。
「走らないマラソンランナー」はいません。
走るから、ランナーになります。
声に出して話さずに、英語を話す人にはなりません。
話そうとするから、話す人になれるのです。
そのつもりになって話す、というはじめの姿勢に「身につける」真髄が宿ります。
はじめ、なかなかお手本どおりにいきません。
手本とじぶんを比べると、ずいぶんちがいます。
くりかえしやってみて、ふりかえり、たしかめること。
その中で感じる、小さな失敗の痛み。
痛みとは、混乱したり、悩むことではありません。
身体で感じる、という意味です。
まだできないときから、そのつもりになろうとする行為には、
うまくいかないという、微かな痛みがあります。
その体感こそが、プラクティスの真髄です。
このことばをぜひ、おぼえてください。
パテマータ、マテマータ。(注1)
Pathemata, Mathemata.(痛むことが学ぶこと)
Put skin in the game.(身をもってやれ)
英語に、Skin in the gameという表現があります。
「身をもって、肌身で、痛みを感じるように」真剣にむきあい行動することです。
明日の「身につける ② Skin in the game」へつづく
出典・参照:「英プラ・トレイル3 オリエンテーション」
なりきりコース トレイル2 Seed Pattern Practice (58) Act as if you have it.
(注1)「共感は学びの源:パテマータ、マテマータ」をご覧ください。