
Empathemian『Look up at the sky』
流れ星に会うチャンスも、その時にひとこと言える時間も、あることがわかりました。
あなたのねがいは?
と聞かれても、すぐに出てこないねがいは、ねがいではありません。
あーだったらいいな、こうだったらいいな、という願望のことでないのです。
では、神様や仏様に、お願いするのは?
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試験にうかりますように。
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明日いいことありますように。
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今年も健康でいられますように。
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もっともうかりますように。
神仏におねがいすることを、「願をかける」といいますね。
ただ、たまにしか言わず、じぶんではなにもしないのでは、かないそうもありません。
かないやすいねがいと、かないづらいねがいがある、といったらよいのかもしれませんね。
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どのようになりたいかを言わないと、神様もわからない(叶えようがない)
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なりたいものにむかっていないと、仏様も、ムリやりつれていってくれない
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じぶんは何もしないけれど、よろしく、といっているだけでは、力がない
ねがいが100個もあるはずはありません。
じぶんで覚えていられないようでは、ねがいになるはずはありません。
ねがいは、ひとつかふたつ、少ない数しかないはずです。
毎日、声にだして言っていることが、ねがいです。
みじかく、ひとことで唱えられることば。
いつも心にして、そのことばを声にだしていること。
大事なのは、ねがいのことばを、じぶんの声で聞くことです。
ねがっているだけではなく、それをたしかめることで、ねがいになるのです。
じつは、流れ星をみた時ぐらいの、一瞬の間、ほんの数秒の時間だからこそ、そのねがいを声にしていうことができるのです。
流れ星をみようとすることと、ねがいを唱えることは、関係があります。
それは、じぶんの心でつながるということです。
身についたことばが、ねがい
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ひとことで言えることば
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いつも、それがでてくること
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いきなり言うことはできない
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ふだんから、声にだしていること
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つまり、身についていること
流れ星のように、ほんの一瞬の間に出てくることばをくりかえすことです。
その習慣ができた時に、きっとねがいはかなっているかもしれません。
あるいは、べつのねがいになっているかもしれません。
流れ星は、心の証として、じぶんをつなげる相手になってくれます。
もちろん、流れ星でなくても、おなじように、じぶんから「相手になれる」はいくらでもあるはずです。
じぶん自身とむすびつけることです。
Thank you.
(ありがとう)ねがいのことば