Make a wish on a falling star.
(流れ星にねがいを)
流れ星にねがいを唱えると、かなう。
古来より、そんな話があります。
そんな話は「相手」にしないですか?
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流れ星に出会うことなんて、めったにない?
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流れ星は一瞬にして消えてしまうから、ムリ?
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流れ星とねがいは何の関係もない?
本当にそれだけでしょうか?
(1) 流れ星の問題(2)ねがいの問題(3)じぶんの問題
順に考えてみましょう。
流れ星って何?
宇宙にただようチリが、地球の大気圏にものすごいスピードで突入してきます。
その時、けちらされた気体分子が発光して見える現象が、流れ星です。
1ミリぐらいの小さな星クズのトレイル(軌跡)。
それが、人間の目には、ひと筋の線のように見えるのですね。
流れ星は、どれぐらいあるのでしょう?
ざっと計算すると、1時間に5から10個ぐらいと言われています。
昼間は空が明るいので、夜しか見られません。
まわりの暗いところで、夜空を見上げると(空全体の半分ぐらいを見られるとして)
15分くらいあれば、出会う可能性があります。
見ようとしなければ、出会うことはほとんどありませんが、
見ようとすれば、意外にも、見られるものなのですね。
流れ星の時間
さて、どれぐらいの長さでしょうか?
せいぜい1秒ぐらい。
でも、その1秒をしっかり見たとすると、目には残像として残ります。
だから、1秒ー2秒ぐらいの時間です。
1時間に、ふたつぐらい、1秒半ぐらいの時間のめぐりあいになります。
ところで私たちが、ひとこと言う時間は1秒半ぐらいです。
ということは、ねがいを唱えるじかんは、あるということです。
流れ星に会うチャンスも、その時にひとこと唱える時間も、あるわけですね。