共に読み、語り、歩む冒険

『ジップくん宇宙へとびだす』が忘れられません。
ジップくんがテレビの中に吸い込まれ、電波にのって宇宙へ飛びだしてしまうという話です。

忘れられないのは、内容よりも、姉が読み聞かせてくれたことです。5歳の時です。いっしょに宇宙に飛び出して、冒険した気分でした。

私は「宇宙へとびだす」というフレーズが好きでした。時々、思い出すことがあります。先日も、トレイルを歩いていて、オーク樹林の木漏れ日の間から青い空がのぞけた時に、なぜか、このフレーズが思い浮かびました。深い理由はありません。

想像の冒険

『チム・ラビットと かかし』という童話があります。

ぼうけんにでかけようかな。

チムは麦畑でかかしに出会います。だれも相手にしてくれず、ひとりぼっちのかかしに、チムは言います。

ぼくに、なにかしてあげられること ある?

かかしは、雨が降ってもぬれないように、服を着せてくれ、と答えます。チムは、近所の農家から素材を集めてきて、カカシに着せてあげます。立派になりました。チムは、新しいともだちに、詩をつくります。