じぶんの自然リズム

梅の花、桜の花、アジサイの花。植物は、みな、いっせいに花を咲かせます。藤の木も、野花も、ブナの林も、植物は、みな、根をからみあわせたりしません。自然の世界は、自他をわけへだてず、共に、調子をあわせて生きています。

人間も実は、同じように、じぶん自身のなかに、同調するしくみを備え持っています。

人間の行うことはすべて相互に結びついている。

ウィリアム・コンドンのこのことばを引いて、有馬道子さんは、こう言います。

あたりまえフィルターをはずす

画家・熊田千佳慕のことばから。

心の目、心の耳、心の口。

虫や花の美しさを愛することのできる目。
虫や花の言葉のわかる心の耳。
虫や花に自然に話しかける口。

ほぼ百年の生涯に、身の回りの自然を描き続けました。
このように聞くと、それはきっと、じぶんにはできない特別な才能だったのだろう、と思えますね。

でも、同時に、こうも思えます。