Take a chance!(やってごらんよ)
そっと、あなたの背中を押すことばです。
「チャンスがあればつかむべきだ」という意味でありません。
チャンス(chance)とは、偶然、たまたま、起きること。
だから、「これはチャンスだ!」という具合には明らかなものはほとんどありません。
「やってみよう」と思う時に、チャンスになるのです。
だから、日頃から、じぶんに声をかけておくことなのです。
私たちはふだん、ほとんどの場合、リスクを過大評価してしまいます。
・失敗したらどうしよう?
・うまくいかなかったら?
・下手だからはずかしい
些細なことでも「失敗のリスク」ばかりを考えがち。
もちろん、これは人間の習性でもあり、知恵でもあります。
でも、そのため、大事なことが見えなくなっています。
それは、「チャンスを逃すこと自体が大きなリスク」だということです。
失敗することはリスクではありません。
何事も失敗することで、上達するのですから。
チャンスかどうかはわからない。
だから、まず先に、やってみること。
そのように思えばいい。
In the end, we only regret the chances we didn’t take.(結局、後悔するのは、機会を逃したことだけ)
ところが、それを邪魔するのが、チャンスの過小評価です。
・そんなことやっても、意味ない
・そんなこと、できるはずない
・そんなこと、たいしたことない
その結果?
・あの時やっていればよかった
・なんでやらなかったんだろう
・だれも言ってくれなかった
リスクの過大評価とチャンスの過小評価。
リスクとチャンスは、表裏一体の関係にあります。
まず、やってみることです。
チャンスを逃すことが大きなリスク。
だから、いつでもチャンスをつかむようにじぶんを仕向けること。
だから、バランスをとる方法が必要です。
それが、”Take a chance” ということばです。
ひとこと言ってみればよいのです。
その声音があなたの背中を押します。
大事なことは、チャンス?と思ってからではなく、
常日頃から、口癖のように声にだすことです!
こんなふうに、言ってみましょう。
「Take a chance」の真意(2)(リスクの最適化)へ続く
出典・参照:以下のエンパレット、英語耳°トレイル1−1
Fun to Imagine (3) 未来はチャンスとトライの組み合わせの妙