Empathemian『Don’t work harder.』

Don’t just try hard.(ただ頑張ろう、はやめよう)

よく、言いますよね。
「がんばれ。がんばります。がんばらなくちゃ。」

頑張がんば」って?
ガマンすること、耐えること。
かたく」なイメージですね。

英語で言うと?

がんばれ。Work hard.
がんばります。I’ll do my best..
もっとがんばって!Try harder.
がんばらなくちゃ。I have to…

がんばってごらん。Go for it!
がんばって!Keep going!
がんばれー。Hang in there!

「がんばる」は「一生懸命、努力すること」?
「がんばろう」とすると、だんだんキツくなってきませんか?
頑張らなくちゃ、と思えば思うほど、つらくなってきますよね?

「がんばる=つらい」イメージ。
なぜでしょう?

そもそも「がんばります」と言う時、
あなたは、一体、「何を」がんばっていますか?

「がんばる」対象となる具体的な行為は何でしょうか?
「がんばる」の中に、いろんな行為が入っていませんか?

Empathemian『Work softer.』

Frame it differently.(ちがう言い方に変えよう)

そうです、問題は、そこにあります。
「がんばる」ということばは、具体的なアクションを指していません。
だから、何をするかがよくわからないまま。
ただ練習をガマンすることだと思ってしまっているのです。

だから、じぶんに聞いてみましょう。
がんばるって、何をすること?

がんばるのではなく、シンプルにアクションを決めることです。
がんばる、というふうに思わないことです。
結果として後から「がんばった」と思えるようにすればよいのです。

「がんばったってうまくならない」みたいに感じる時。
じぶんに聞いてみましょう。
「何をがんばるんだっけ?」

じぶんの人生全部で「がんばろう」していませんか?
何をがんばるのか、具体的な行為の対象を定めればいいのです。
アクションを限定することです。

何事も、そうです。
どんな習い事も「がんばろう」とすると続かなくなります。
心が「ガマン」していると感じるからです。
だれかに「やらされている」ことになってしまうと、続かなくなります。

がんばる、と言わないで。
「〇〇を、いくつやろう。」と言えば、よいのです。

脳は、じぶんの声をいつも聞いています。
じぶんで発することばのとおりに、ふるまうようになります。

具体的に言うと、こうです。

「英語、がんばろう」と言わない!
「今日は、このセリフを5回言おう!」と言ってみましょう。

じぶんの心が途切れない状態にしむけることなのです。
それは、ゼロにならない回数、つまり、たとえ1回でもよいから、具体的なアクションをとることです。
つまり、ひと言、声に出すことです。

Work softer.(しなやかな気持ちで)

出典・参照:以下のエンパレットなど

続けられるチカラ ① [時間がない?]

疾風勁草 ① [しなやかさがプラクティスをまもる]

身につくとは、覚える必要がなくなること