Empathemian『A Sense of Globality』

You can see things differently.(ものごとは違って見える)

グローバル〇〇。
よく使われることばですね。
〇〇にあてはまることばは?

市場、経営、競争、戦略。
ネットワーク、スタンダード、コミュニケーション。

Global Climate.
Global Economy.
Global Education.

グローバルって世界のこと?
なぜ、わざわざ、グローバルって言うの?
一歩、踏み込んで考えてみましょう。

のび太とドラえもんの会話から。

What’s really global?(何がグローバル?)

のび太:ねぇ、ドラえもん、グローバル何とかってよく言うでしょ。
ドラえもん:うん、そうだね。
の:海外とか外国とかと、ちがうの?
ド:ちがうよ。
の:世界って意味じゃないの?
ド;日本と世界、みたいに分けへだてしないのがグローバル。
の:分けへだてしない?
ド:そう。日本も世界の一部でしょ。
の:じゃ、日本もグローバルなの?
ド:グローブ(globe)ってことばがある。
の:手袋のことだっけ?
ド:それはglove。globeは、ボールの形をしたものだよ。地球とか。
の:じゃ、グローバルは地球のってこと?
ド:正確に言うと「地球全体でひとつの」。
の:全体でひとつ?
ド:そう。全体を捉えて言うことばなんだ。
の;インターナショナルとちがうの?
ド:internationalは、国と国の間。国を超えて関わること。
の:国際的もグローバルも、同じかなって思ってた。

Get closer.

Take a holistic view.(全体を見よ)

ド:国とか文化による区別じゃなくて、つながったひとつがグローバル。
の:区別しないってことなの?
ド:そう。地球は、海や空でつながっているでしょ。
の:そもそも、地球はひとつだけど。
ド:国という区別はあっても、みんなおなじ状況にある時。
の:たとえば、どんな?
ド:世界中、通信システムのネットワークになっている。
の:物理的に電線でつながっているの?
ド:そうだよ。海底にケーブルがある。
の:インターネットもそうだよね?
ド:もちろん。コンピュータのネットワークもグローバル。
の:みんなつながっているってことか。
ド:それに、ものも人も国境を超えて移動するから。
の:世界中で売れるものとか?
ド:世界中でつくっているものとか。
の:GoogleとかiPhoneとか?
ド:他にも数えきれないぐらいあるよ。
の:地球規模で起きていることを言うんだね。
ド:それだけじゃないよ。
の:まだ何かあるの?

In touch

It’s about how you feel connected. (どんなふうにつながりを感じるか)

ド:のびちゃんがそのように感じるかどうか。
の:え?心の話なの?
ド:心に関係ない話なんてないよ。
の:ぼくの心がグローバル?
ド:全体をつながりでみるかどうか。
の:つながりで見ないと?
ド:グローバルでも何でもない。
の:「木を見て森を見ず」って話なの?
ド:似ているけど。
の:何がちがう?
ド:森ひとつで全体かどうかはわからない。
の:森がたくさんあるってこと?
ド:全体と部分というだけじゃなくて、つながりや流れがあるかどうか。
の:つながりや流れ?
ド:そう。のびちゃんがどう捉えているか、感じているかどうか。
の:それが心だって言うのかな?
ド:人間の身体もそうだよ。
の:ん?丸くないけど、いいの?
ド:身体全体は血管や神経でつながっていて、流れがある。
の:ものの流通や人の移動、情報の伝達と同じだって言うんだね?
ド:そのとおり。ひとつのシステム。
の:グローバルって、そういうシステムを指しているんだね。
ド:じぶんとのつながり、関わりが感じられること。

Face to face.

It’s a sense of globality.(全体に気づく心)

の:つながりって目に見えないでしょ?
ド:部分的に見えてる点がある。でも、線が見えないね。
の:じぶんが、地球とつながっているみたい、に考えていないもんね。
ド:考える、というよりも、触れて、聞いて、感じることさ。
の:ふーん。例えば、グーグル検索をして、そんなふうに感じないけど。
ド:もちろん、ふだんはそうだけど、時々、ふりかえると。
の:ふりかえるって?
ド:グーグル検索、ただで使っていると思っているでしょ。
の:ただじゃないの?
ド:のびちゃんが直接、使用料を払っていないだけ。ただのサービスなんてないよ。
の:知っているよ。広告収入なんでしょ?
ド:ということは、世の中のものやサービスの値段に入っているってこと。
の:めぐりめぐってそうなるんだね。
ド:システムは目に見えないから。
の:時々、目に見えないものを想像しろってこと?
ド:そうだよ。

On your hand.

Practice what you learn.(プラクティスしてはじめて学びになる)

の:じゃ、ドラえもんが教えてくれないと。
ド:そんなことないよ。
の:どうして?
ド:想像するのはじぶん。そしてじぶんで考えてみる。
の:じぶんで考えても、わからないよ、知らないことは。
ド:世の中は、わからないこと、知らないことだけでできている。
の:だから、教えてもらわないと。
ド:ちがうよ。教えてもらうのはごく一部。じぶんで考えることだよ。
の:答えを知らずに?
ド:考えるっていうことは、むきあうって意味だよ。
の:わからないまま、考え続けるの?
ド:わかる、っていうのは、じぶんで考えて気づいた時だけ。
の:じゃ、ドラえもんがいま教えてくれた知識は何なの?
ド:のびちゃんが心で感じるまでは、知識じゃないよ。
の:えーそうなの?
ド:じぶんで感じて、行動して、はじめて知っていることになるんだから。

In your hand.

Practice cultivating a sense of awareness.(気づく心を養うプラクティスを)

の:グローバルの話が心の話になっちゃったね。
ド:そもそも、心の働き。センスの問題。
の:センス?
ド:気づく心だよ。
の:でも、どうやって、その心ができるの?
ド:プラクティスがいるよ。
の:ふだんの練習?
ド:練習といえばそうだけど、いつもすることがプラクティス。
の:どうしたらドラえもんみたいになれる?
ド:想像する。
の:ドラえもんをまねればいいんだね。
ド:あ、ぼくが考えたことをまねるっていうわけじゃないよ。
の:どうして?
ド:だって、のびちゃんは、ぼくとはちがう個性をもったひとりの存在だから。
の:どういうこと?
ド:ぼくがたまたま考えたこと、つまり「結果をまねる」ことはできないよ。
の:じゃ、何をまねるの?
ド:想像のもとになっているような、「原因をまねる」ことだよ。
の:ドラえもんらしい発想をする習慣?
ド:どんなことでも、手にとるように想像して、目に見えないことを想像する。
の:そんな習慣、できるのかな?
ド:のびちゃんは、じぶんで気づいていないだけで、いろんなことを想像しているよ。
の:そうなのかなぁ。
ド:そのことに気づけるように。
の:そのためには何をするの?
ド:じぶんにむかって言うことだよ。
の:じぶんに?何て言うの?

It’s in you.

What do you hear?(何が聞こえる?)

ド:簡単だよ。じぶんにたずねればいい。
の:ひとり芝居みたいだね?
ド:心の働きはひとり芝居だよ。
の:ひとりでやっているの?
ド:心と身体はひとつだけど、周囲とつながっているよ。
の:世界とつながっているって想像するの?
ド:ていうか、ふりかえろうとすると、だれかの声が聞こえてくるでしょ。
の:あぁ、思い出すってことね?
ド:思い出すから、記憶になる。
の:記憶があるから思い出すんでしょ。
ド:ちがうよ。思い出すことが記憶なるんだよ。
の:話が逆だっていうの?
ド:そう。そして思い出したり想像する時に、じぶんの中にいろんな世界が生まれるんだよ。
の:そんなふうに考えたことなかったよ。
ド:のびちゃんもやってごらんよ。
の:答えがなくてもいいんだね。
ド:答えるのはじぶんだよ。それが気づくこと。

Educators can’t give you practice.(教える人もプラクティスはあげられない)

の:さっき、グローバル教育(Global Education)って言ってたよね。
ド:いいところに気がついたね。
の:ドラえもんの話がグローバル教育みたいだけど。
ド:大事なことは、教えてあげるじゃなくて、気づくように促すこと。
の:ドラえもんみたいに丁寧に言ってくれる先生がいるといいんだけど。
ド:先生もみなおなじだよ。
の:おなじ?
ド:教えられることはごく一部。じぶんのプラクティスをわかちあうことだと思う。
の:そうか。ドラえもんはいつもじぶんでやっているもんね。
ド:さっきも言ったけど、人それぞれの思いがあるから、結果をまねるんじゃなくて。
の:原因をまねるんでしょ。
ド:そう。
の:どんなふうに練習してきたかを。

Feel connected.

Practice the global Language.(グローバル言語を練習しよう)

の:ところでさ、グローバルに感じられる練習でいちばんのオススメは何?
ド:ことば。
の:ことば?
ド:たとえば、英語はグローバル言語だよ。
の:地球規模でみんなが使っているから?
ド:そう。それに、それだけじゃないよ。
の:どんなことがあるの?
ド:ことばは、相手や情景を想像すること。
の:想像の練習なんだね?
ド:聞いてわかる、伝えられることができると、心は豊かになるよ。
の:どんな練習をするのかな?
ド:ことばは、聞くこと。
の:聞く?読んだり書いたりもそうでしょ。
ド:いちばんの本質は「聞く」だよ。
の:あ、わかった!目に見えないからだね?
ド:ことばの宇宙をグローバルに捉えてみると。。
の:その話、教えて!
ド:あ、のびちゃん、まずじぶんで想像してみようよ。
の:うーん、わかったよ。
ド:続きはまた今度ね。

続編があります。お楽しみに。

I’m an entrepreneur. (手を伸ばしてチャンスつかむ)

「あきらめない」唯一の方法(Stay hungry. Stay foolish.の真意)

ことばの原理をプラクティスで身につける

出典・参照:以下のエンパレットなど

もう一度同じ路を歩くから、気づける

ことばの本質①[ことばは意味を一方的に伝える道具ではない]

続けられるチカラ ① [時間がない?](のびドラ会話)

心のバランスシート③ [でもモードは裏表の両面で]

無双の勇姿・大谷翔平(夢がじぶんをつくる、というセリフを声で育てる)