Empathemian, Sunnyvale, California

What else can you do?

他に何ができる?

ロジャー・フェデラーさんは、あるインタビューでこのように語りました。

「どんな選手も、毎週毎週、勝てるわけではない。
調子の出ないときはいくらでもある。
でも、何も心配はいらない。
じぶんの練習にもどればいい。
それを続けるだけ。
失うものは何もないよ。」

他に何ができるかい?
シンプルなひと言が、強い味方になってくれます。
まず、気を和らげることです。
そうすれば、余計なことにエネルギーを使っている状態から、もとの状態に戻れるのですから。

「自分に言い聞かせる」のではありません。
やわらかく、声をかけて、聞いてあげることです。
じぶんでじぶんに、です。

「不調」という問題は、なくなりません。
克服するだけなのです。

そのためには?
いつでも、戻れる場をつくりましょう。

「アット・ホーム」ということばがあります。
じぶんの家にかえり、ひとり静かになれる場所は、ホッとしますね。
あるいは、相手と共に、おなじ気分になれるところ。

信じる心にも、そこへ戻りさえすればいい、ホームがいります。
じぶんだけの、シンプルな、ふるまいの「ホーム」をもつことです。

フェデラーさんのことばが、自然に思い出されるような場をつくる方法。
それがエンパシームです。
静かにすわり、ひと息の間をつくる。それだけです。
何かを色々やらなくてはいけない、のではないのです。
むしろ、余計なことは何もしないことです。

他には何もない、という素の状態が元気の素になります。
その状態をつくってから、自然にでてくるじぶんのことばを待てばよいのです。

Don’t take it that hard.(そんなふうに、ガチガチに考えないでいいんだよ)

出典・参照: 「ロジャー・フェデラー、あるインタビューより」、以下のエンパレットなど

「まず、和らぐことから始まる。」

「しない力」

「忘れるから学べる」

「「練習の矛盾」を克服するプラクティス」

「[毎プラ] マイクロアクションが習慣のしくみ」

ロジャー・フェデラー