詩 / 写真:CalifoRiu 『Hej Kompassgatan』

じてんしゃで やってきた
きいろくて あかい うみのそらが
みずたまりになった 
そのなかに はいって
ぼくも きいろくてあかいみずに なるよ

6歳の、ある少年の詩。

おどろきの声が発せられる時に、自然に詩ができるのですね。

マヤ・アンジェロウさんは、こう言います。

Life is not measured by the number of breaths you take but by the moments that take your breath away.

(人生は、息の回数ではなくて、息をのむような感動の回数ではかるもの)

ポエジー(詩情)の数!「美しい景色」かどうかではなく、じぶんとつながった時間の数です。

このことばは、ルソーの『エミール』のことばにも通じています。

最も多く生きた人とは、もっとも長生きをした人ではなく、生を最も多く感じた人である。

宇宙とふれあう実感の数が多いということ。
それは、周囲と共にあるという気分にみちびかれるー

実感の数とは、通り過ぎた瞬間のことではなく、それを思い出し、何度も触れ、つなげ直す数です。

人生は、実感の数。

Life is made of little moments you remember.

Count your empathemes.

「共感でじぶんが育つ」

「実感を切り取れ!」

「いまを実感する単位でプラクティス 」

出典・参照:ジャン・ジャック・ルソー『エミール』、マヤ・アンジェロウ『The Complete Poetry』

「エミール」

マヤ・アンジェロウ