Empathemian『Minimal Simple』

Keep it minimal.(選択肢はミニマルに)

ふと、こんな疑問を持ったことはありませんか?

・なぜ「やるべきだ、やればできる」ばかりなのか?
・ 「やらないとダメ、やれないとダメ、やらないからできない」

え?そんなめんどうくさいこと考えていない?
では、こういうのはどうでしょう?

・知っているけれど、できない。
・知っているのに、できない。

え?何の話かって?
タイトルのとおり、Less is moreです。
「選択肢を減らせば、いいことが増える」という話。

知行合一マップ

どうしたらいいの?
考えすぎなんですよ。

そんなはずないって?
考えていない?
いやぁ、結局、無意識のうちに、考え過ぎ状態になっているんです。

「考えないほうがよい」のではありません。
考えているつもりで、いっぱいになり、何もしないままになってしまう、ということが問題。

で、真ん中「やるとよい」を中心にして、考え過ぎのマップです。
ちょっと散歩がてら、歩いてみましょう。

左下から、ちょっとみてみましょう。
ダメ、ムリ、ナイが連発していますね。
これらのことばが出てくるとボディブローになります。

(1)Judgmental

Keep it simple.(選択肢はシンプルに)

右下はどうでしょう?
はげまされるところがありますね。
こんなかんじになれば、しめたもの。

(2) Relax!

今度は左上です。
こっちのほうからアプローチする手もありますね。

(3) Make a wish

最後は、右上です。
シンプルに、やってみればよい、というかんじ。

(4) Keep it simple

意外に思うかもしれませんが、私たちは、これだけの選択肢をいつも、あれこれ、ぐるぐるとしがちです。
どこかへ行く時も、地図があると気が楽になりますよね。
おなじように、マップがあると思えば、じぶんの位置を確かめることができます。

Empathemian『知行合一マップ』

ためしてみてください。
じぶんにひと言、聞くだけです。

Where are you now?(いま、どこにいる?)

あ、ところで、タイトルの「知行合一マップ」って何?
「知」(知ること)と「行」(行うこと)は不可分である、という陽明学のことば。
行為になってこそ、知は完成する、という意味です。

「考えすぎマップ」をあえて「知行合一マップ」と呼んでみました。
なぜかといえば、知行合一ということばを知って「なるほどね」で終わってしまうからです。
なぜ、できない?ということをあれこれ考えていくうちに、
なるほど、そういう理由でできないものなのか、というふうに納得してしまってはマズいですよね。

だから、真ん中にもどればよいんだ、やってみてから考えよう、とリセットできるように。
それで、知行合一マップで選択肢を減らそう、というわけです。

出典・参照:以下のエンパレットなど

Less is more. (2) 情報量をへらす

けずる、みがく、ほりだす。

心の引き算

Less is more. (9) アロス・ア・バンダ(絶品の秘密)

Less is more. (10) 上手い人は「ムリ・ムダ・ムラ」のバラツキが小さい

「だいじょうぶ」と「ありがとう」(知行合一のプラクティス)