『アートの力』論

アートは、わたしの感じ方をつくります。じぶんの身体を使って、じぶん自身にむけてアウトプットすることによって、はじめて気づくことがあります。いえ、そのようにしないと、じぶんでは気づいていない、「気づくべき何か」が湧き上がってこないのです。絵でも音楽でも絵画でも陶芸でも、いえ、呼吸をして歩くことも、じぶんをつくること。

修養する人になる

修養とは、何をせよ、何をするなという個別のことよりも「修養する人」になろうとすることです。そして、それをいつもねがう心をもっていることです。その心の向きを保つこと、それを確かめることが修養なのです。何をするかよりも、どのようにあるかの姿勢。何をしたかではなく、どのようにあったか。おこないは、毎日の姿勢から生まれるもの。

Be a doer.(姿勢をもとう)