Yes, please.(ぜひ!)
人に何かを依頼する時につかうことば。
Please.
「〇〇してください」
「どうぞ、お願いします」
おなじみの単語。
Pleaseを「つければ」よい、と。
何だか、依頼の記号のようですが、便利です。
丸暗記で通用している間はよいのですが。
please は、気にいってもらう、喜ばせる、という動詞です。
ではなぜ、pleaseが依頼になるのか?
“if it pleases you” (もしよろしければ)ということばから来ています。
pleaseの主語は「依頼内容」です。
もしそれが気に入ればやってください、という、気づかいの論理があります。
現代では、お願いする時のていねいな表現ですから、
もとの意味を想像することはないかもしれません。
でも、相手に対して、ていねいに話す、という原点は変わっていません。
日本語でもおなじですね。
何かを依頼したり、提案したりする時に使います。
「もしよろしければ」「よろしかったら」
英語でも、いろんな言い方があります。
「もしよろしかったら」の意味合いで、たとえば:
if you feel like it.
if you are interested.
if you are okay with it.
「もし」ということばは、相手の気持ちを察しつつ、発することば。
pleaseとは表裏一体です。
I’m sorryは「すみません」ではない(共感のことば)へ続く(来週の続編配信後にリンクされます)
出典・参照:英語トレイル 1、以下のエンパレットなど
See youは「バイバイ」ではない(ことばの源は心づかい)
知識は入手する「もの」ではない (Knowing thatをKnowing howに変えよ)