Empathemian, Sierra Azul, California

A path is a way of making sense of the world.(道とは世界の意味を見出す方法)

道があるから、歩むことができる。

トレイルのアフォーダンス。(*注1)

その道をたどっていくことで、迷わずに進むことができる。
ある地点にたどりつくことができる。
だんだん高いところへも登っていける。
前に進むことも、後ろにもどることも、途中で休むこともできる。

ロバード・モアさんは、こう言います。

「トレイルは完全な自由を提供するものではない。その逆で、トレイルとは選択肢を巧みに減らしていくもの。」

景観を横断する方法は無限にある。その選択肢は膨大であり、落とし穴もたくさんある。
トレイルが、混沌をわかりやすい一本の線に還元してくれる。」

The freedom of the trail is riverine, not oceanic.(トレイルの自由は川の自由。海の自由ではない)

無限の自由は、自由ではありません。
一本の道に、いくつもの自由が生まれます。

そして、その一本が次の道、別の道につながり、次第に世界が広がっていきます。
歩む時間が、つながりをつくり、じぶんの中に意味を生み出すからです。

私たちの日常も、行動する、実践する、というプラクティスのトレイルです。
じぶんの選ぶトレイルを歩む気持ちになり、ゆだねることで身近な世界の変化が現れます。

ほんの少し、違って見える世界にふれる時。
そのじぶんに気づいた時。
じぶん自身が変化しているのです。

A trail is a path to the unknown.(トレイルは未知につながる路)

道があるからくりかえせる(トレイルにゆだねて②)へつづく

出典・参照:Robert Moor 『On Trails: An Exploration』、『英語トレイルガイド』、以下のエンパレットなど

(*注1)アフォーダンスとは、行動が誘い、自然に導いてくれる性質のこと。人間の身体行為と環境との相互作用です。

共に生きる:花とミツバチの相互アフォーダンスのように

心の地図を歩いている(3) [トレイルの楽しみ]

みちゆく人よ、それはじぶん。

人生は「点と点をつなごう」とするじぶんの線

[毎プラ] 中高生のためのトレイル ガイド