Let’s walk together.(共に歩もう)
ある人から、こんなお便りをいただきました。
「悩みごとは、歩きながら話した方がいいんです。
身体が動いて、解放されます。
カウンセリングって、狭い部屋にすわって、話を聞くんです。
これ自体がよくないのかなって。
狭い部屋で向き合っていると、行き場がなくなります。
文字通り、身体も。そして心も。
そもそも行き場がなくなっているのに。
ムリをするから、余計に落ち込んじゃう。」
What matters most now?(いま、いちばん大切なことは?)
私たちは、勘ちがいしているのかもしれません。
むきあうことが大切ーそう言われます。
たしかに、そう思える時もあるけれど、いつもむきあえるわけではない。
「向きあうことが大切」ということばが出てくる時。
それは、向きあいづらい何かがある時。
なのに、向き合わなくちゃ、と。
これって、かなり負荷のかかることですよね。
病気の時に、無理して運動したり、仕事を続ければ、悪化します。
だから、まず、休むことから。
心が弱っている時も、おなじです。
(だれにでも)「じぶんのせい」ではなく、(身近な)社会とのコミュニケーションとなじまない時がありますよね。
その時に、「面と向かえ」「質問に答えよ」みたいなアプローチは矛盾しています。
むきあう以前にできることがあります。
むきあう以上に、きっと、大切なことがあります。
よりそうこと。
ふれあうこと。
何かを共にすること。
こんな表現があります。
I’m with you.(共にいるよ)
Stand by me.(そばにいて)
I walk alongside you.(いっしょにいくよ)
I got your back.(みまもってるよ)
正面から向きあうばかりでなくー
よりそいあえるコミュニケーション(2)[メッセージのやりとりだけではない]へ続く
出典・参照:以下のプロジェクト、エンパレットなど
Let it go. [行きづまったら、そっと手放すために]