Empathemian,「Stay calm」

Empatheme guides you along.(エンパシームは寄り添って歩む)

大和和尚さんとの対話から。

立考:従容しょうようということばがありますね。
大和:心のゆとりですね。
立:どんな時でも平静を保てること。
大:仏法は平静の路をつくるプラクティスです。
立:いつでも落ち着いた心になれる。いつでもというのがミソですね?
大:そうです。人間だれしも、あせったりあわてたりするようにできていますから。
立:そんな時にも、心を落ち着ける術を身につけられる、と?
大:みちびく方法を方便ほうべんといいます。
立:「ウソも方便」の方便ですね?
大:はい。でも、ウソはウソ。方便は、みちびくための方法です。
立:仏法ぶっぽうに、ですね?
大:方便のオリジナルは、サンスクリット語のUpayaです。
立:Wikipediaで見ると、guide alongということばがでてきます。
大:そうです。よりそって、みちびくことです。
立:なるほど。方便は、相手のために、なのですね。
大:近づけられるように、です。
立:近づける?

大:学びとは、近づけることです。
立:いっぺんには学べない、ということですね?
大:そうです。不完全でよいから、一歩ずつ進むことです。
立:相手の身になって、やさしく、ていねいに、みちびくこと。
大:相手に合わせて、ことばをかけることが前提です。
立:確かに、ウソは方便ではありませんね。
大:ウソは、自分のために偽ることを言います。
立:ウソをつくことがよい・わるい、という価値観ではなくて。
大:みちびく先がちがうわけです。
立:方便は相手のため、ウソは自分の利益のため。
大:そのとおりです。
立:言わば、ガイドのメソッドを表すことばだったんですね。
大:方便は、本来、大乗仏教の基本理念です。
立:本来と言いますと?
大:あえて、そう言ってます。方便が行き過ぎるとウソになりやすいからです。
立:伝えようとしたことばが空虚になるということでしょうか?
大:そう思います。なので私は「仏教」ではなく、仏法と呼んでいます。(*注1)
立:ブッダの教えは、平静の路、シンプルさの究極ですよね?
大:はい、むずかしいことばを並べることではありません。プラクティスです。
立:従容へみちびく方便。そのためのメソッドとガイド。
大:まさにそのとおりです。
立:毎プラや英プラも、あやかりたいです。

Empatheme guides you along your practice trail.(寄り添って、導きながら共に歩むガイド)

従容 ② 近づけるメソッド [ものさしを変える]へつづく

出典・参照:『毎プラガイド』『従容録』

Let it go. [行きづまったら、そっと手放すために]