Everyday is a gift.
毎日が、贈りもの。
本川達雄さんは『ゾウの時間 ネズミの時間』で、こう語ります。
「動物が変われば時間も変わるということを知ったときは、新鮮なショックを感じたものだ。
時間は唯一絶対不変なものだと、あたまから信じ込んできたのだから。」
ゾウとネズミ。動物のサイズが違うと、ふるまいの速さも寿命の長さも違う。
つまり、動物ごとに、時間の流れがちがう。どこに住んでどのように暮らすかも、身体のサイズと関係がある、と。
ところが、一生で脈を打つ回数や、体重あたりの総エネルギーは、サイズにかかわらず同じなのだそうです。
心臓の拍動総数が決まっているって?心拍数には個人差もありますが、平均寿命を生きるとすると、15億回から20億回とか言われます。
え?もう全部打ってしまったって?それならば、これからの毎日は、すべて贈りものですね。
いえ、これまでの鼓動も贈りものだったということです!
「サイズの生物学」から、言えそうなこと。それは、人間にも、「ふさわしい時間と空間のサイズ」があるということです。
「無意識におこなっている呼吸は、いちばん自然な、時間ですね。その中で、私たちは暮らしているのです。
人間サイズの時間、それは、ひと息の呼吸。
人間サイズの空間、それは、身の周りの空気。
「杓子定規」に測るのではなくて、身心のふるまいサイズ。
静かにすわり、力を抜いて、息を吐くだけで、自然な流れができます。
それが、エンパシームです。
エンパシームで測ると、じぶんがわかります。
出典・参照:本川達雄『ゾウの時間、ネズミの時間』『生物多様性』
『英プラ』 トレイル 1 (11) Give it a try.