Empathemian 『Like an equation』

Two things are one and the same.(ふたつのことは実際にはまったくおなじもの)

イコール記号「=」、知っていますよね。

足し算や引き算の答えに使う、記号です。
「左と右が同じです」と示すしるし。

でも「=」は、同じものをただ並べるための記号ではありません。
見た目にはちがうもの、別々のものだと思っていたものが、
実はひとつのこととして結びついている。
そのことを示す式を表すのが「=」です。

アルバート・アインシュタインの有名な式。
「E=mc^2」も、そのひとつです。

・Eは、Energy(エネルギー)
・mは、mass(質量)
・cは、speed of Light(光の速度)

この式の意味は:
「物質がもつ質量は、光の速さの2乗をかけた大きさに比例して、エネルギーとして表すことができる。」

それまで、物質とエネルギーは別のものと考えられていました。
ところが、実はそうではなく、ひとつの大きなことの別々のあらわれ方だった。
そのことに、アイシュタイン博士は気づいたのです。

物質とエネルギーは、光が進む速さの二乗に比例して「入れかえ」ができる。
つまり、両者はイコール「=」である、と。

Empathemian 『Albert Einstein’s Word of connectiong』

Empathy connects you with others.(共感は、違って見えるふたつの物事を結びつける力)

「あー、科学の説明ね、むずかしいから。」
と、やり過ごさないで大丈夫。

アインシュタイン博士のことば。
こんなふうに受けて止めてみましょう。

物質は「もの」。
エネルギーは「こと」。

「もの」は、姿かたちのあるもの。
「こと」は、起きている働きや出来事。

「もの」と「こと」は、別々のものと思っていたけれど、
実は、入れ替え可能な「ひとつのおなじこと」として結びつけられる。
この式は、そのように語りかけているのです。

物質もエネルギーも、人間が自然から学びながら、つくってきた概念です。

自然に対する見方を変わると、
別々のことだと思っていたことが、実はひとつの概念の別々のあらわれ方だった。
そのことに「気がついたよ」と、アインシュタイン博士は言ったのです。

そう思うと、親しみが湧いてきませんか。

数式のイコール「=」は、「同じ」と教わってきましたね。
でも、よく考えてみると、ただ同じと言っているわけではありません。
A=Aとか、物質=物質とか言っても、それでは無意味です。

そうではなく、たとえば、A=B。
左側と右側は、見かけは違っていても、
実は、ひとつのことの別々の見え方。

「=」は、その気づきのしるしです。
そして、それを確かめる行為を表しているのです。

物事を結びつけるのは、想像の働きです。
私たちには、共感という想像の力が備わっています。

じぶんと相手は、見かけも、感じ方も違います。
でも、心がつながる時、そこにひとつの「=」が生まれます。

アインシュタイン博士もまた、その力を働かせて、
宇宙とのふれあいの中に、ひらめきを見出したのです。

サイエンスもまた、人間の営みなのですから。

出典・参照:アインシュタイン、インフェルト『物理学はいかにして創られたか』、以下のエンパレットなど

「共感は、生きる最大の力。」

「コミットメントとはじぶんと結びつけること」

「しあわせる」

「学びは、じぶんの身に結びつけること」

アインシュタイン