共感という「ふしぎの力」

恩師が亡くなって1年になる。京子さんは病床の先生がつけていた日記の話をしてくれた。「お通夜の晩ね、棺に入れずにとっておくことにしたの。大切な宝だもの。ふたりで食べるとおいしいね。いつもありがとう。ひとりにしてごめんね。こんなこと書いていてくれたのね。私、一日一日を大切に生きたい。じぶんを励ましてくれることばを胸に。」

Embrace the day.

いのちをいただいている

食べることの意味。それは、いのちのあるものを、いだたく、ということです。ふだん、あたりまえになっている、いちばん大切なことを忘れています。思い出しましょう。 Count you blessings。恵みの数をかぞえよ。その味わいの数を、本当に数え、数え直すことで、実感に形ができます。味わう力が養われるのです。

Count your blessings, again.