ふるまいが、ことば。

身ぶり、手ぶりと言いますね。だれかと話をする時、自分では気がつかないけれど、いろいろな身ぶり、手ぶりがついています。もちろん、姿勢も表情も、声の調子や間合いも。その全体がことばになっています。

私たちの身ぶり、手ぶりはジェスチャーとも呼ばれますが、ジェスチャーは、音声言語と同期し、コミュニケーションの重要な通路になっていることが知られています。

マイケル・コーバリスさんは、「言語は呼び声からではなく、手、腕、顔のジェスチャーから進化した」という説を唱えます。野生の動物の観察や人間の言語の研究、特に、霊長類の行動・コミュニケーションの進化の経緯などを研究し、このように言います。