
風は吹かない。
風は吹かない?
吹いているものが風です。
吹いていない時は、風ではありません。(*注1)
風という「もの」がどこかにあって、それがあとから吹くのではありません。
木の葉が揺れる。
雲が流れる。
頬に空気が触れる。
そうして起きていることを、私たちは「風」と呼んでいます。
「All you need is love」も、おなじように考えてみます。
「愛」というものを持っているから、愛する。
「愛」が心の中にあるから、大切にする。
そう考えがちです。
でも、私たちがloveを確かめられるのは、実際に何かをしている時です。
声をかける。
話を聞く。
手を差し伸べる。
そばにいる。
大切にする。
loveは、頭の中で考えているだけでは、相手にはあらわれません。
じぶんでする。その行為の中に、loveがあらわれます。
行為があってはじめて、愛が生まれる。
むしろ、「愛」ということばをよく知っているからこそ、そこで考えることを止めてしがちです。
「あたりまえ」という先入観に囚われているじぶんでする。その行為の中に、loveがあらわれます。
行為があってはじめて、愛が生まれる。
むしろ、「愛」ということばをよく知っているからこそ、そこで考えることを止めてしがちです。
「あたりまえ」という先入観に囚われている
All you need is love.
この短いことばを、「愛こそはすべて」という意味として受け取った瞬間に、loveするという動きが見えにくくなる。
じぶんでする。その行為の中に、loveがあらわれます。
行為があってはじめて、愛が生まれる。
むしろ、「愛」ということばをよく知っているからこそ、そこで考えることを止めてしがちです。
「あたりまえ」という先入観に囚われているかもしれません。
作(文・挿絵・声にすることば・声):坂口立考
出典・参照:英語耳°トレイル1、miniプラコンテンツ、道元『正法眼蔵・現成公案』、以下のエンパレットノートなど
(*注1)禅の修行のエッセンス。ものごとをどう捉えるか。行為がすべて。道元禅師『正法眼蔵』は、よく「難解」などと言われますが、決してそのようなことはありません。ジョンレノンの歌詞についての誤解を解けば「なーんだ、そういうことだったのか、なるほどね」となるでしょう。
