Less is more. (小さいほど、大きな収穫)
白い粉つぶのような、小さい花。
ほとんど、花だとは気がつきません。
そっと手を添えて、目を凝らして、
よく見ると、その存在にようやく気がつきます。
なぜ、こんなに小さいの?
そして、何の花?
花にたずねたとすると?
こんな戦略があるそうです。
① Efficiency of Pollination(受粉効率)
・花粉が小さいほど風にのりやすい。
・いろんな昆虫につきやすい。
② Resource allocation(資源分配)
・小さい方が効率がよい。
③ Protection of Pollen(花粉保護)
・小さい方が雨風から守りやすい。
④ Focus on Fruit Development(フルーツ主義)
・花よりも実に資源集中。
この花は、ブドウです。
ブドウは実の生産にフォーカスしています。
Less flower, more fruit.(花は小さく、実は大量に)
ぶどうの花には、花びらがありません。
つぼみが帽子を取ると花が咲きます。
小さな花のひとつひとつが、ぶどうのひとつひとつの粒になります。
すべてを実の生産にかけているのですね。
どうりでおいしいはず!
出典・参照:庭のブドウ、およびブドウの成長に関するエンパレットなど
Less is more (14) (取り出して、削り減らして、磨く)