You never know.(後でわかる)
いい考えが思いつかない。
アイディアが枯渇している。
ぜんぜん、ひらめかない。
そんなことが、ありますよね?
のびドラ対話でヒントを見つけてみましょう。
のび太:ネタ切れ!
ドラえもん:何の?
の:アイディア思いつかないよー。
ド:そうなの?
の:ずっと考えているのに!
ド:考えていると出てくるの?
の:そうでしょ?ドラえもん、すぐアイディア思いつくじゃない。
ド:別に考えてないよ。
の:考えないでも出てくるの?
ド:考えるから出てくるんじゃなくて、出てくる時に考えているって感じなんだけど。
の:何だか、よくわからないよ、それじゃ。
ド:とにかくさ、のびちゃん、じぶんで言ってたじゃないか。
の:何て?
ド:ネタ切れだ!って。
の:あーそうそう。ネタがなくなっちゃってるんだ。
ド:じゃ、前はネタがあったの?
の:少しはあったよ。と思うんだけど。
ド:何のネタ?
の:話のネタだよ。ネタって。おもしろい話のことでしょ。
ド:うん、まあ。
の:アイディアが乏しいんだよ、ぼくは。
ド:そんなふうに、決めつけないでさ。
の:ドラえもんはいいよ。いろいろ湧いてくるんだから。
Sow a seed.(タネをまく)
ド:そんなことないよ。いきなり。思いつくわけじゃないよ。
の:え?思いつくってのは、急に出てくることでしょ?
ド:表面的にそう見えるだけだよ。
の:表面的?
ド:そう。急にじゃなくて、だんだんタネが育ってくるんだよ。
の:タネ?
ド:ネタって、もともと、タネのことだよ。
の:え?そうなの?さかさまに言ったのか。
ド:タネって、わかるでしょ。
の:まいたら、芽が出てくる、種でしょ。
ド:そう。タネをまかないと芽はでてこないよ。
の:あーわかった!ふだんからアイディアの種まきをしろってことでしょ?
ド:ちょっとちがうなぁ。アイディアの種まきじゃない。
の:じゃ、何をまくの?
ド:何のためのとか、何のタネ、とか決めちゃわないでさ。
の:決めないで、一体、何のタネをまくの?
ド:特別なことはいらないよ。
の:そんなはずないでしょ。
ド:ホントだよ。毎日、自然とふれあっていれば。
の:自然にふれあう?
ド:そうだよ。見えるもの、聞こえるもの、感じること。
の:いろいろ見てるけど、何にもネタにはならないよ。
ド:ネタにはならない、ってどうして決めつける?
の:だって、おもしろそうなことぐらい、わかるよ。
ド:そうかなぁ。
の:おもしろそうな素材を集めることなんでしょ?
ド:何がおもしろいかなんて、はじめからわからないよ。
の:ネタになりそうなものを?
ド:そういうふうに思った時、すでに、のびちゃんが決めちゃっているわけだよね。
の:決めている?
ド:のびちゃんが。
の:うーん。何がいけないのかなぁ?
出典・参照:以下のエンパレットなど
Deed by Deed [プラクティスのカタチをひとつひとつ]