共に学べることほど、力になってくれるものはありません。
共に歩むという、目に見えないチカラ。
そのチカラに支えられて、少し遠いところ、高いところにたどりつけます。
気がついてみたら、こんなところまで来られた!
歩んだのは、あなたのチカラ。
だれも代わりに歩くことはできないのですから。
でも、一緒に歩く人がいるからこそ。
遠くからでも思ってくれる人がいるからです。
I’m with you.(心はいつもそばに)
円了先生は、
たがいに、包みあう関係を言います。
心は宇宙と相含。
じぶんは相手と相含。
じぶんをふりかえることば。
相手によりそうことば。
このふたつも、相含です。
ふりかえる、とはじぶんによりそうこと。
それは、相手に心をひらいてはじめて、学びます。
相手の心の中にじぶんのことばが生まれるように、
じぶんの中に相手の声がすることで気づけるのです。
円了先生との学びの舎をつくろう。
題して、円了
エンパシームのプラクティスコースや、ディードのシェアは、円了先生のことばにインスパイアされてできあがったものです。
その過程が、次の論文に結実しました。
また、その論文に書かれていることを、英プラ、毎プラ、コ・プラとして具現化します。
円了学舎 The Enryo Learning Experienceは、学びのモデルです。
共にいるよ①[井上円了の心]へもどる
出典・参照:井上円了国際学会(2019年9月)円了学舎発表、学術論文 坂口立考『円了学舎』、エッセイ『百年の星雲』
世界の人に知っていただくために、英文で紹介しています。PDFでダウンロードできます。
Philosophy Inspires Innovation『円了学舎』[The Enryo Learning Experience Based on Empatheme Method]
日本語の要約は、こちらです。
著者と井上円了博士との「縁の路」について、エッセイ『百年の星雲』の付記に記しました。PDFでダウンロードできます。
要約文の冒頭より:
ネット、スマホ、AI に代表される現代社会。
便利なテクノロジーが人々の日常 生活に浸透している。
コンピュータ技術によって機械が人間の代わりに思考判断をするサービスや商品も世界規模で広まりつつある。
その一方で、それらの過剰な使用や依存がもたらす様々な影響や弊害も明らかになっている。
しかし、今や誰にとっても、技術主導の現代社会の全体像は見えづらく、ほとんど選択の余地がない。
今こそ、技術に頼り切るのでもなく、敬遠するのでもない。
上手な活用によって、人間に備わった力を引き出し、活かすための具体的な実現方法が求められている。
人間がつくりだすテクノロジーそのものを、現代世界の中でみちびく哲学が求められている。
>日本の近代黎明期、生涯をかけて宇宙と心の不思議を探求し、その哲学を人々に直接語りかけた井上円了はそのあるべき道筋を示すモデルとなる。
それが、一般財団法人エンパシームファウンデーションと東洋大学井上円了センターとの協力による「円了学舎」(The Enryo Learning Experience)プロジェクトである。
円了学舎は、エンパシーム・メソッドを活用し、誰でもスマートフォン上で円了先生のことばとふれあい、日々の自己を結びつけながら、友と学びをわかちあうことのできるプラットフォームである。
寄りそいあえるコミュニケーション (4) [共におなじ路を歩む]