Happy morning, still sleepy sea.(うれしい朝、ねむたい海)
うれしい あさ
でも、まだ
ねむたい うみ
きもちよさそうな おふねは
ゆめのなか
かぜの いたずらで
おこされるまで
心をうつすことば。(*注1)
ことばに映る心。
私たちは、気づかぬうちに、心をうつしています。
やわらいだ気持ちでつむぎだすことばに、じぶんの無意識が写ります。
心は、ことばにうつして、ふれるもの。
いいえ、それだけではありません。
ことばをわかちあって、
みんなで心をうつしあうことができます。
出典・参照:以下のエンパレットなど
(*注1)このようなことばは、転移修飾語 (Transferred Epithets)と呼ばれます。じぶんの心の状態をものに転化させた形容。たとえば、眠たい枕(a sleeping pillow)、切ない雨、怒りのパンチ、不思議な一日。何気ないことばにも、ポエジー(詩の心)が生まれます。