今日は、Thanksgivingのお祝いです。
感謝祭って何をする日?
Give thanks.(ありがとう、と声にしよう)
感謝の心をもちましょう、と言いますね。
感謝の心は「持つ」もの?
Thanksはもらうもの?
いいえ、Thanksは、あげるものです。
どうやって、人にあげるの?
声にだして言うことです。
言わないとわからない、ってことでしょ?
いいえ、ちょっとちがいます。
声にして言わないと、じぶんに聞こえないからです。
じぶんで、感謝の心にふれるために、声にして言うのです。
Thanksは、たしかめることば。
Thanksは、もらうものではありません。
それは、じぶんから、あげるもの。
それは、じぶんから、贈ることば。
それは、みんなが言って、わかちあう心です。
感謝は、人にだけではありません。
いまこうして字を書いてくれる指、ペン、ノートにも。
ありがとうと、空気を響かせて伝えてくれる声にも。
デイビッド・ソローのことばです。
こんなふうに、日本語にしてみます。
I am grateful for what I am and have.
My thanksgiving is perpetual.
It is surprising how contented one can be with nothing definite – only a sense of existence.
こうして生きていることが、ありがたい。
わたしのThanksgivingは、いのちと共に続く。
人は、生の実感だけで心は満たされる。なんと不思議なことよ。
出典・参照:Henry David Thoreau 『Letters to Various Persons, Ticknor and Fields』、英語トレイルガイド、以下のエンパレットなど
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