よい習慣をつくる「はじめに」
はじめに何をしたらよいかというと、身のまわりを、ちょっとかたづけることです。
ただ単に、かたづけてきれいにすることなのではなく、いちばん大切なこと、ひとつだけに集中することです。
いつでも、これからすることが、目に見えてわかるようにしておくこと。
それをみたら、しぜんに触れられて、すぐはじまっているような状態をつくっておくことです。
逆に言うと、何かが続かなくなる要因、そのはじまりは、そこにあります。
私たちの脳は一日中、あらゆる情報の処理に追われています。
ごちゃごちゃたくさんあるなかから探して、なにかひとつ選ぶだけでも、大量のエネルギーが消費されています。
想像してみてください。
毎回毎回、すればするほど、負荷がかかっているのです。
気がついていないけれども、脳はそのようにして働いてくれているわけですね。
だから、じぶん自身の身のまわりに、ちょっとした「手入れ」をすることなのです。
ネットとスマホが手放せない日常、スマホ画面はいちばん近い身のまわりです。
身のまわりのかたづけをして、クリアにすることは、ちっぽけなことのように思えても、じつはエネルギー浪費の節約なのです。
そして、じぶんの心もスッキリとさせてくれます。
いちばん肝心で大切なことをひとつ選ぶことができたら、きっとうまくいきます。
反対に、それが選べずに、スッキリできないとしたら、そもそも持続してほしいことが決まっていないということですね。
たったひとつにする、という制約のおかげで、できるようになるのです。
手入れは、じぶんを手伝ってくれる友だと思ってください。
エンパシームをつかってするプラクティス、英プラ、毎プラ。
スマホ画面をスッキリさせてください。
他のアプリをかたづけてしまえ、という意味ではありません。
エンパシームひとつだけの画面をひとつ、わければよいのです。
たったこれだけの、ささやかなことですが、するとしないとではたいへんな違いがあります。
習慣は、このような小さな動作のつながりでできています。
習慣づくりは、シンプル・ミニマルの力を味方にすることです。
Clear your surroundings.
身のまわりをスッキリと。出典:『毎プラガイド』